暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年04月19日 | 古民家

 湯治の文化は・・・医療がまだ未熟な頃・・・薬草を煎じたり・・・・お祈りをしたり・・・おまじないのような・・・

迷信のような・・・家庭の医学的な、健康回復の手段だったように思えます・・・。

時間を掛けて・・・体の回復を願って数週間・・・数ヶ月・・・湯治の生活は行われますが・・・

この頃では・・・そんな湯治も、見直されて来ているような話しを聞いた事があります・・・。

動物が・・・人が立ち入る事の無い山奥の、自然に涌く温泉に入っていたり・・・

動物が怪我をした時・・・ある葉っぱを口に含んで傷口に塗りこんでいたりと・・・

きびしい自然界に生活する動物達は・・・怪我=死に直結します・・・。

少しでも怪我を治す方法を見つけ・・・・少しでも生き延びる手段を考えて、そんな行動をしています・・・。

春の季節が始まり・・・夏へ向かうこの時期・・・多くの草花が色鮮やかな花を咲かせる訳は・・・

甘い香りで昆虫を引き寄せ・・・受粉をしてもらい・・・種子を作り・・・種を次の世代に残す為の工夫です・・・。

クローンのような生態を持つ特殊な生物以外は・・・すべて、その営みの中で種を残す行動をして・・・

人も・・・長い時間を掛けて・・・生活の場を広げ・・・子孫を増やし・・・暮らしの中で豊かさを求めて来ました・・・。

2足歩行になれば・・・両手が自由になり・・・・道具を作り、力の無さを補ったり・・・

毛の無いひ弱な肌であれば・・・毛皮を着て・・・履物も作り・・・寒い環境にも耐え・・・

地面を掘っただけの住まいから・・・床を高くして・・・屋根を大きく・・・

囲炉裏や竈・・火を使いやすい工夫も考え出して来ました・・・。

生活や暮らしとは・・・?快適を求め続けるだけでは無く・・・上手にバトンを渡し続ける事なのかな・・・と想います。

 

 

 

 

 

 

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