暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

良いもの

2019年04月14日 | 古民家

 無農薬野菜は体に良い・・・・農薬は体に良く無い・・・と思っている方は多いです・・・。

それでも・・・・無農薬ではないキャベツが・・・

10円と・・・100円で売ってあれば・・・10円を買う人が多いと思います・・・。

(どこぞの国で作られたとなれば違ってくるかもしれませんが・・・・・あくまでも個人的な見解です。)

同じような見た目で・・・そこまで味が変わらなくて・・・・お腹をくだしてしまう様な食べ物でなければ・・・

安いものに手が出てしまう・・・・自分もそうだと思いますし・・・それが人の心理だと思います・・。

個人のお店で・・・そこでしか買えないおいしい食べ物を求めて・・・

人は、行列が出来るほど並んで・・・それなりの価格でも・・・人は買い求めます・・・。

そこには、いろんな・・・人の欲求心理があるようで・・・

多くの人が、おいしいと言っているから・・・

なかなか買えないから・・・・

他にない・・・今までに無いモノだから・・・など・・・

価値を認めたモノに・・・人は、惜しまず対価を支払います・・・。

旅行に行った時・・・その場の雰囲気で、多少高くても、思わず買ってしまい・・・・

帰って来て・・・良く見れば、なんで?こんなもの買ったのか・・・?

ある方のお話しで・・・・旅行に行って・・・これはお土産にバッチリ・・・!!と・・・

お土産を買って帰っても・・・廻りがあまり喜ばなかったそうです・・・。

当の本人が、旅行の高揚感で買ったお土産の良さは・・・・旅行に行っていない方々には・・・

冷めた目でしか見れない、ただの民芸品にしか見えなかった・・・そうです・・・。

価値観があり・・・それぞれの思いがあるので・・・すべてを満足させる事は出来ません・・・。

多くの人を対象にしてしまえば・・・資本力・経済力がある大きな力には太刀打ち出来ません・・・。

本当に良いものでも・・・・しいて言えば・・・伝統工芸品はすばらしい伝統文化で良い品物ですが・・・

それほど多く売れるモノでは無いので・・・後継者が育つ環境が少なくなっています・・・。

大工さんでも・・・伝統工法の建物を国が認めないので・・・その工法は、一般建築に生かされること無く・・・

技術が失われようとしています・・・。

100年壊れないラジヲを作ればすばらしい技術ですが・・・購入した人は、100年間新しいラジヲを買うことはありません・・・

経済が動かない・・・と言われますが・・・こんな考え方もあって・・・

故障もします・・・汚れたり・・・傷付いたりする事で・・・メンテナンスの仕事は100年間続きます・・・。

小さな話しかもしれませんが・・・そこで経済は廻るのだと思います・・・。

新しいものを買った方が安い・・・もっと性能が良くなっている・・・使いやすいし操作が簡単・・・

そんな考えが先に来てしまっているのが現状で・・・一生モノの考え方を無くしていると思います・・・。

住まいも同じような考え方で・・・多少の費用が最初に必要でも・・・100年・・・200年・・・

住み継がれる事で・・メンテナンスする事で価値の上がる考え方で・・・

100年・・・・200年経済のまわる仕組み造りになれば良いな・・・そう想います。

 

 

 

 

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