暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

つつましく

2019年04月08日 | 古民家

 桜の木は、天高くそびえるように伸びているよりも・・・

長く伸びた枝が・・・・湖畔に垂れ下がるように・・・

木の下を歩けば・・・手に届くらいの位置まで、枝が伸びている方が・・・

散歩をしていても楽しく・・・・空を見上げれば・・・両側から伸びた桜の枝がトンネルのようで・・・

ピンクと茶褐色の枝を通して・・・春の澄んだ青空が見え隠れする・・・

覆い尽くされ・・・包みこまれている・・・それこそが桜並木のように思えます・・・。

桜切る馬鹿・・・梅切らぬ馬鹿・・・そんなことわざがあります・・・。

せっかく育って・・・大きく枝を伸ばした桜を切るのは馬鹿のやる事・・・なんて思っていましたが・・・

桜は・・・枝を切るとそこから菌が入って・・・成長が悪くなったり・・・腐ったりしやすいそうなので・・・

そんなことわざになった様で・・・

梅は、切ったほうが新しい枝が伸びて、花芽がたくさん出るそうなので・・・切ったほうが良いそうです・・・。

どんな草花も・・・・剪定する時期・・・植える時期はあります・・・。

めったやたらに切ったり植え替えしたり・・・・挿し木したり・・・してはいけません・・・。

四季を敏感に感じながら・・・季節のたよりを受けながら草木は生長し・・・・

その声を感じ取りながら、育てて行く事で・・・・その年や・・・次の年・・・

自分達を楽しませてくれます・・・。

暮らしとは・・・そんな毎日の積み重ね・・・自然を体で感じる生活が・・・

つつましくも・・・温もりのある暮らしが出来るのだと想います。

コメント
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