暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

季節

2019年03月22日 | 古民家

 春が近づき・・・・寒暖差の激しい毎日を過ごしながら・・・

少しづつ、春風に乗って穏やかな日々と・・・・慌ただしい日々が繰り返されていきます・・・。

ランドセルを持て余すように学校へ向かう、新一年生・・・

学生服の上には・・・(今はブレザーが多いと思いますが・・・)緊張した顔に、幼さが残るの眼差し・・・

半年もすると・・・いっぱしの社会人のような顔に見えてくるリクルートスーツの新入社員・・・

いつの時代もこの時期は・・・自分はまったく関係ないのに・・・そんな道行く若者の姿を見て・・・

心温まる気持ちになってしまいます・・・。

穏やかな日が近づいているとは言え・・・風も強く・・・雨の日も増え・・・

日が伸びて・・・朝起きるのが辛くなくなって・・・そんな程度の良さはあっても・・・

住環境的に・・・外仕事をされる方にとっては・・・工程を予定しずらい季節になって来ました・・・。

日本の大きな屋根は・・・降り注ぐ太陽・・・雨・・・雪から、住まいを守る為・・・

深い軒も・・・雨や・・・季節ごとの室内にそそぐ光を調整する役割がありました・・・。

雨水をたっぷり含んだ茅葺き屋根・・・いぶし瓦もそうですが、雨水を自身に含んで・・・

太陽の熱を調整して・・・室内の温熱環境を整えていました・・・。

火が付けばメラメラと燃えて・・・毒ガスを出すような断熱材に包まれた高機密の建物・・・

自然の力を工夫して造られた住まいは・・・無理なく・・・快適な住空間を約束してくれます・・・。

変わる事無く、自然に繰り返される日々・・・・いつまでも穏やかな季節が訪れる事を願います。

 

 

 

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