暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

出会い

2019年03月11日 | 古民家

 出会いと別れ・・・・何の感慨も無く過ごした幼い頃・・・

出会いや別れを意識する事など無く・・・当たり前のように進学して・・・クラスが変わって・・・

田舎の学校では・・・・中学になっても変わり映えしない面子・・・・反抗期がこようが・・・

異性に意識し始めようが・・・子供の頃の仲間を相手に・・・毎日、他愛も無い話しや・・・遊びを繰り返す日々・・・

高校になれば・・・・一風変わった人間関係も出来・・・体も大人に向かって成長めまぐるしく・・・

狭い町から羽ばたく者・・・・町に残る者・・・・そこからが人生の分岐点・・・

ようやくスタートラインに立ったような気がして・・・初めて・・・幼友達や親からの、別れ・・・

これから新しく出会う世界の事を考え・・・ほんの少し、心に何かが目覚める瞬間だったように思います・・・。

移動手段がアナログだった頃・・・行動範囲が狭いかと言えば・・・そんな事も無く・・・

徒歩や籠・・・船など使って、意外なほど広範囲に移動していたようです・・・。

伊勢参りなど・・・・地域の代表を選んで・・・地域でお金を用立てて、今生の別れのような気持ちで送り出す・・・・

それだけ危険で、命懸けな旅だったようですが・・・刺激的で、物珍しい多くの出会いがあったと思います・・・。

世界が広がった今・・・一生の中で、新しい出会いや別れの数・・・・今の方が多いのでしょうか・・・?

孤食・・・おひとり様・・・孤独死・・・・個人を尊重する社会は・・・出会いの場を奪って・・・・

さみしい暮らしを作っている様に思えます・・・。

世話をやく世代が減り・・・何かと気に掛ける気持ちの余裕や時間が無くなったのですが・・・

おせっかい・・・・あまり良い言葉には聞こえなくても・・・・

心あるおせっかいに出会えば・・・人は救われるような気がします・・・。

おせっかいだらけの人が集まる町・・・思わず笑ってしまう毎日が過ごせる様な気がします。

 

 

 

 

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