暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

質屋

2019年03月08日 | 古民家

 生活で使うものを大切に愛着を持って・・・最後まで大切に物を使い切る習慣から・・・

そこそこ必要ない物は買い取ってもらう・・・・必要とする人に買ってもらう・・・

どちらが正しいのか・・・考え方はさまざまですが・・・

一生物の何かを手に入れ・・・手直ししてもらいながら使い続けるのなら・・・

消費の拡大はあまり望めません・・・でも・・・・そこそこの値段のモノを買い続け・・・

飽きたら・・・買い取ってもらう・・・次々と新しく・・・斬新な物を求める・・・・消費は拡大しますね・・・。

近所には必ずあった「質屋」・・・・自分は利用した経験はありません・・・

一つ世代に上の方々であれば・・・お金が無い・・・仕送りが遅れる・・・とりあえず今お金が必要・・・

そんな時・・・・腕時計を質に入れ・・・給料日や・・・仕送りが入ったら・・・質流れになる前に戻してもらう・・・

買取ではなく・・・あくまでも預けてお金を借りる・・・質に入れる・・・・とても良い仕組みだと思います・・・。

手仕事で造られる道具などは・・・どれも高価なものです・・・。

長く使い続けられて・・・手直して一生使い続けられる物が多いと思っています・・・。

おばあちゃん・・・お母さん・・・その娘さんまで・・・親子3代で継がれる品物もあって・・・

時代に合わせて仕立て直しながら・・・思い出や・・・心を感じられる・・・

単にモノを手にする・・・・思い入れの無いモノが入れ替わり立ち代り・・・目の前を通り過ぎるだけの暮らし・・・

大切に預かり・・・いずれは自分の手に帰ってくる「質」・・・・・そんな仕組み造りは・・・

今の時代に合わなくなってしまったのでしょうか?

消費が冷え込むのはとても困りますが・・・想いの無い消費が多くなるもの寂しいですね。

 

 

 

コメント
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