暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年03月07日 | 古民家

 立派な日本の庭園・・・・凛とした空気が漂う・・・幻想的な空間の竹林・・・・

盆栽や枯山水など・・・奥の深い世界で・・・自分がどうこう言えるような内容ではありませんが・・・

大名や財閥・実業家の大きな権力や資産があったからこそ・・・今に残る名のある庭園は各地にあります・・・。

横浜「三渓園」実業家・原 富太郎・・・・・金沢「兼六園」・加賀藩歴代当主・・・・岡山県「後楽園」・岡山藩主 池田 綱政

茨城県「偕楽園」・徳川 斉昭・・・・

その他にも・・・佐賀県「御船山楽園」・鍋島藩・・・香川県「栗林公園」豪族佐藤氏(その後讃岐高松藩歴代藩主)・・・などなど・・・

京都のお寺も・・・有名な庭はあって・・・場所柄、心を落ち着かせる建物と背景・・・と庭を組み合わせて・・・

細かな心配りの心と安らぎの時間を・・・季節毎に楽しませてくれています・・・。

竹林で有名な場所も各地にありますが・・・成長が早く、根っこの力も強い竹・・・庭木にするにはとてもリスクがあります・・・。

畳が押し上げられてくるので、床をめくってみると・・・竹が床下から生えて畳を押し上げていた・・・

そんな話しもあるようで・・・旬のご馳走にありつける喜びもあるのですが・・・

今では・・・掘る労力や・・・アク抜きの手間・・・せっかくのご馳走も・・・

下ごしらえを出来る人がいなくなってしまうような気がします・・・。(スーパーの日本産竹の子・・・以外に良いお値段でした。)

立派な建物だけが、ポツンとそこに建っていると・・・・悲しげに見えます・・・。

竹林が無造作に広がって行けば・・・ただの竹薮・・・・凛とした姿には見えません・・・。

庭園は毎日のお手入れ・・・年数度の季節のお手入れが必要で・・・放置されれば、雑木林のようになります・・・。

物事の意味・本質を理解し・・・積み上げられてきた歴史を知って・・・

気候風土に合わせた暮らし方・・・生活のリズムを考える・・・・・

頂点にある庭園や・・・・一般の庭には無い竹林ですが・・・規模は変われど・・・・

花を愛でる心持ち・・・・心地良い場を造る考え方を学ぶ・・・良い時間が持てる空間だと想います。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする