暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

設計士

2019年03月02日 | 古民家

 積み木を重ねた様な家や・・・・迷路のような間取り・・・・

どこにいても太陽が差し込む明るい家・・・間仕切りが無くて・・・どこにいても人の息遣いがする家・・・

設計事務所を構える人が増えだしたのは・・・いつ頃からなのでしょうか・・・?

木造の住まいで・・・・囲炉裏や竈の生活・・・・蝋燭や行灯を使う暮らしでは・・・・・

火災のリスクも多くて・・・江戸は大火の歴史でもあると言われるくらい・・・火事が多かったようです・・・。

道を広げて・・・延焼で燃え広がらないように工夫したり・・・町のあちこちに、防火用水を整備したり・・・。

放火は重罪となる(死罪)扱いだった事を考えれば・・・家は、国にとっても貴重な財産なのは・・・・

今も昔しも・・・そんなに変わりは無いのかもしれません・・・。

火事や・・・地震に対する基準や・・・法律・・・・・国や市で決められた条例・・・法令・・・

棟梁が采配をふるって・・・1件の家造りをしていた頃と比べれば・・・

細かく複雑な基準や法律を理解し・・・図面を書いて申請して・・・検査を受けて・・・・

経験や感だけで住まい造りが出来るような仕組み造りでは無くなってしまいました・・・。

1級建築士を持った棟梁もいらっしゃるとは思いますが・・・

お客様と打ち合わせをして・・・見積もりして・・・仕様を決めて・・・補助金を申請して・・・図面を書いて・・・建築確認を取って・・・

業者さんを手配して・・・材料を発注して・・・いくつもの検査を受けて・・・その上、現場で腕を振るう・・・・

そんな作業をして・・・本来の大工の仕事が満足いくものになるのでしょうか・・・・?

心無い建築家さんも少なからずいます・・・・。

現場の納まりや構造を把握していない建築家さんもいます・・・・。

でも・・・職人さん・・・設計士さん・・・良い建物を建てたいと思う気持ちは一緒で・・・

分業して・・・足りない部分をそれぞれがお補い・・関わる人達みんなが・・・

満足出来る住まい造り・・・・未来の子供達に残せる住まいが出来れば良いのだと想います。

 

 

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