暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年12月27日 | 古民家

 1月1日が来ると・・・・旧暦・・・新暦を考えてしまいます・・・。

明治5年12月2日の翌日・・・突然明治6年1月1日となった新暦・・・・。

当時、徳川幕府から政権を取り上げた(引き継いだ)新政府の財政事情がおもな理由で・・・・

とても中途半端な時期に改暦があったようです・・・。

国民の生活や・・・日本の四季・・・自然に沿った暮らしむきは無視され・・・

あくまでも新政府側の都合で改暦されてしまいました・・・。

暦とは・・・日の出や日の入り・・・月の満ち欠け・・・潮の満ち引きなどを体系立てて、表にしたもの・・・。

簡単に言えば・・・地球の自転・月の公転周期・・・その両方を根本にして考えられた表が、今のカレンダーと思ってください・・・。

太陽暦・グレゴリオ暦・ユリウス暦・太陰暦・太陽太陰暦・・・などが主な暦で・・・

現在はグレゴリ暦に準じた暦を使っているそうですが・・・・明治5年以前は・・・太陽・太陰暦の一種、天保壬寅暦を使っていたそうです・・・。

国を任せられている方々の考え方は今も昔も変わらないようで・・・

作物の収穫や・・・季節の変わり目に行う行事や習慣も関係なく・・・・改暦してしまうので・・・・

夏至や冬至・・・・節分・・・節句など・・・なんとなく季節感が合わないように感じる方もいらっしゃると思います・・・。

でも・・・・改暦は明治の一回では無く・・・・江戸時代には5回ほどあったようなので・・・

時代と共に少しづつ習慣も変わってきたと思いますし・・・気候の変化もあるので・・・

無理やりな改暦は否めませんが・・・人による自業自得的な環境変化が、伝統にもゆがみをもたらしていると思います・・・。

環境負荷の少ない暮らしは・・・・昔の暮らしでも・・・今の暮らしでも・・・なかなか難しいと思います・・・。

毎日の暮らしで・・・環境の事をほんの少し考えながら生活すること・・・・

大切な資源を大切に・・・最後まで使い切る・・・お手本になることはたくさんあります・・・。

日本らしさ・・・・・・四季はとても大切な自然の文化です・・・。

いつまでもその良さを残せるような・・・・自然と仲良く出来るような暮らしが出来れば良いと想います。

 

 

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