暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

神様

2018年12月23日 | 古民家

 いつも歩く町でも・・・・知らない町に行った時にも・・・・

儚げにたたずむ小さな祠を見かける場面があります・・・。

それが・・・道祖神であったり・・・正体の解からない仏様であったり・・・

大きな祠・・・・小さな祠・・・素のまま、雨、風に耐え忍んでいる仏様も見かけます・・・。

長い年月、雨や風にさらされ・・・その姿がぼんやりとした姿になっていたり・・・

毎日取り替えてくれる方がいるのか・・・?お供え物が・・・そっと添えられている仏様も見かけます・・・。

 

無宗教で・・・・その話題にはあまり触れないようにしている・・・感心のない自分ですが・・・

日本的な八百万神(やおろすのかみ)・・・すべてのものには神様が宿っている・・・

その考え方は大切なのかなと・・・思っています・・・。

なんてことの無い石が・・・とても愛おしく思えてしまったり・・・

拾った木の欠片が・・・・妙に気になってしまったり・・・・・

使っていた鉛筆が・・・鉛筆ケースを付けても使えないくらい短くなっても・・・何故か愛着が沸いて・・・

こっそり机の隅に・・・大切にしまってしまう事など・・・・

 

縁があって出会い・・・機会に恵まれて借り受けたり・・・手に入れることが出来た住まい・・・

多くの時間と手間を掛け・・・・命を頂いて造られた住まいは・・・どれだけの神様が集まっているのでしょう・・・?

土地の神様・・・・木の神様・・・山の神様・・・石の神様・・・土の神様・・・・

職人さんが使われている道具にも神様は宿り・・・そこでも多くの役割を受けて・・・

住まいを守ってくれていると思います・・・。

古い住まいには・・・座敷童子が住んでいるといいます・・・。

諸説ありますが・・・・多くの神様が宿っている、思いのこもった住まいには・・・

そんな話があっても良いと思いますし・・・そんな暮らしが出来る住まいに、めぐり合いたいと想います。

 

 

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