いつも歩く町でも・・・・知らない町に行った時にも・・・・
儚げにたたずむ小さな祠を見かける場面があります・・・。
それが・・・道祖神であったり・・・正体の解からない仏様であったり・・・
大きな祠・・・・小さな祠・・・素のまま、雨、風に耐え忍んでいる仏様も見かけます・・・。
長い年月、雨や風にさらされ・・・その姿がぼんやりとした姿になっていたり・・・
毎日取り替えてくれる方がいるのか・・・?お供え物が・・・そっと添えられている仏様も見かけます・・・。
無宗教で・・・・その話題にはあまり触れないようにしている・・・感心のない自分ですが・・・
日本的な八百万神(やおろすのかみ)・・・すべてのものには神様が宿っている・・・
その考え方は大切なのかなと・・・思っています・・・。
なんてことの無い石が・・・とても愛おしく思えてしまったり・・・
拾った木の欠片が・・・・妙に気になってしまったり・・・・・
使っていた鉛筆が・・・鉛筆ケースを付けても使えないくらい短くなっても・・・何故か愛着が沸いて・・・
こっそり机の隅に・・・大切にしまってしまう事など・・・・
縁があって出会い・・・機会に恵まれて借り受けたり・・・手に入れることが出来た住まい・・・
多くの時間と手間を掛け・・・・命を頂いて造られた住まいは・・・どれだけの神様が集まっているのでしょう・・・?
土地の神様・・・・木の神様・・・山の神様・・・石の神様・・・土の神様・・・・
職人さんが使われている道具にも神様は宿り・・・そこでも多くの役割を受けて・・・
住まいを守ってくれていると思います・・・。
古い住まいには・・・座敷童子が住んでいるといいます・・・。
諸説ありますが・・・・多くの神様が宿っている、思いのこもった住まいには・・・
そんな話があっても良いと思いますし・・・そんな暮らしが出来る住まいに、めぐり合いたいと想います。