暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

師走

2018年12月08日 | 古民家

 師走になり・・・多くの方が、慌しくなっているかと思います・・・。

障子や襖の張替え・・・・畳の虫干しや・・・普段行き届いていない場所の大掃除・・・。

年末の風物詩が・・・今では専門業種にお願いして・・・年末だからと言って・・・

普段の生活と、あまり変わらないお正月になっているように感じます・・・。

おせち料理は買う時代・・・・?

年末年始はお店が営業しないので・・・・その間、日持ちする食べ物を用意していました・・・・。

おせち料理は・・・縁起の良い食べ物として・・・語呂合わせの食べ物を用意して・・・

おせちの中のお料理は、地方らしさがあって・・・・その地域で取れる、地の物が整然と並べられ・・・

彩り豊かで・・・お正月の楽しみの一つです・・・。

お雑煮なども・・・出汁だったり・・・味噌仕立てだったり・・・・酒かすだったり・・・

中に入っている具も・・・蒲鉾や椎茸・・・コンニャク・・・人参・・・高野豆腐などなど・・・

お餅も丸かったり・・・四角だったり・・・円錐形もあります・・・。

凧揚げや羽子板・・・そんな古風な場面は見ることはありません・・・(寅さんとTVニュースくらい・・・?)

福袋や・・・新春大売出しに、1月1日から出掛けることが、風物詩のようになってしまい・・・

お餅つきも・・・衛生面や・・・責任の所在など問題が多くなったので・・・イベントとして、公で行わなくなりました・・・。

一部の心無い人達・・・地域になじめない方々・・・・個・・・を大切に思うような方が増えてきたからなのか・・・

日本の伝統は・・・地域で守るものです・・・子供が減り・・・高齢化が進み・・・

保存するために、無形登録や・・・文化遺産にする動きも増えましたが・・・事すでに遅し・・・そんな気がします・・・。

自分も・・・ここ数年・・・子供の頃のような、お正月を過ごしてはいません・・・。

海外の方々に・・・すばらしい日本の情緒あるお正月を伝えられて・・・

孫の代まで、日本の暮らしを残せるように出来ればと想います。

 

 

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