朝晩に限らず・・・昼間も・・・・・休みの日にも・・・
遠くても近くても・・・・やたらと歩く人を見かけます・・・。
体に無理なく・・・手軽に足腰を鍛えるにはもってこいの運動なので・・・
年を重ねても・・・健康でいるには・・・良く歩いたほうがいいみたいです・・・。
移動手段が、徒歩や・・・籠・・・一部に馬や船を使っていた時代・・・。
健脚が多かったに違いありません・・・。
当時と今・・・・比較するなら・・・飛脚か籠になりますが・・・
江戸から京都までの距離は約490kmほど・・・飛脚はその距離を3日間で走ったそうです・・・。
(最速で、その日数・・・そこそこ早くて10日ほど、歩けば2週間ほどかかるそうです。)
当時の道路事情など(荒れた道・草鞋履き・街灯の無い道・川を渡る・・・)考慮すれば・・・かなりの健脚です・・・。
走る速度は7kmほどで・・・・現代のマラソンランナーは20kmくらいで走るそうなので・・・
すばらしく足が速かった訳ではありませんが・・・
490kmをずっと、20kmの速度で走ることは出来ませんし・・・1人でも無理です・・・。
当時も・・・・継飛脚といって・・・各宿場に飛脚が待機していて・・・総勢100人ほどで・・・
荷物をバトンのように受け渡して運んだそうです・・・。
自由に藩を出ることも出来ず・・・徒歩圏内の生活でしかなかった事を考えてみると・・・
子供の頃・・・自転車を手に入れた時、行動範囲は無限に感じられ・・・
今まで、歩いて30分くらいの世界が倍以上、広がって・・・
どこまでも行けてしまう気がして、夢のようでした・・・。
東海道・甲州街道・・・中仙道・・・奥の細道まで・・・仕事をリタイヤされた方が、徒歩を楽しんでします・・・。
新道・・・旧道、両方を歩く方・・・・海岸線をひたすら歩く方・・・海外まで足を伸ばす方など・・・
楽しみ方はそれぞれです・・・。
命がけで歩いたり・・・仕事で駆け抜けたり・・・・日本の未来を憂いて歩いたり・・・
当時、歩いていた人達に思いを馳せながら・・・・楽しんで歩いてみるのも良いのかなと、想います。