暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

徒歩

2018年12月06日 | 古民家

 朝晩に限らず・・・昼間も・・・・・休みの日にも・・・

遠くても近くても・・・・やたらと歩く人を見かけます・・・。

体に無理なく・・・手軽に足腰を鍛えるにはもってこいの運動なので・・・

年を重ねても・・・健康でいるには・・・良く歩いたほうがいいみたいです・・・。

移動手段が、徒歩や・・・籠・・・一部に馬や船を使っていた時代・・・。

健脚が多かったに違いありません・・・。

当時と今・・・・比較するなら・・・飛脚か籠になりますが・・・

江戸から京都までの距離は約490kmほど・・・飛脚はその距離を3日間で走ったそうです・・・。

(最速で、その日数・・・そこそこ早くて10日ほど、歩けば2週間ほどかかるそうです。)

当時の道路事情など(荒れた道・草鞋履き・街灯の無い道・川を渡る・・・)考慮すれば・・・かなりの健脚です・・・。

走る速度は7kmほどで・・・・現代のマラソンランナーは20kmくらいで走るそうなので・・・

すばらしく足が速かった訳ではありませんが・・・

490kmをずっと、20kmの速度で走ることは出来ませんし・・・1人でも無理です・・・。

当時も・・・・継飛脚といって・・・各宿場に飛脚が待機していて・・・総勢100人ほどで・・・

荷物をバトンのように受け渡して運んだそうです・・・。

自由に藩を出ることも出来ず・・・徒歩圏内の生活でしかなかった事を考えてみると・・・

子供の頃・・・自転車を手に入れた時、行動範囲は無限に感じられ・・・

今まで、歩いて30分くらいの世界が倍以上、広がって・・・

どこまでも行けてしまう気がして、夢のようでした・・・。

東海道・甲州街道・・・中仙道・・・奥の細道まで・・・仕事をリタイヤされた方が、徒歩を楽しんでします・・・。

新道・・・旧道、両方を歩く方・・・・海岸線をひたすら歩く方・・・海外まで足を伸ばす方など・・・

楽しみ方はそれぞれです・・・。

命がけで歩いたり・・・仕事で駆け抜けたり・・・・日本の未来を憂いて歩いたり・・・

当時、歩いていた人達に思いを馳せながら・・・・楽しんで歩いてみるのも良いのかなと、想います。

 

 

 

 

 

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