暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年12月01日 | 古民家

 食の変化は・・・住環境の変化と共に大きく様変わりしてきました・・・。

スーパーでいろんな種類の食材が売られていますが・・・それ以上に加工食品も多く売られています・・・。

色合いや・・・形・・・長期保存出来るかどうかなど・・・・得体の知れない加工がされている加工品・・・

昭和初期あたりまでは・・・素材を買ってきて・・・塩や醤油や砂糖・・・ダシなどで味付け・・・

どんな素材が・・・どんな調味料で・・・どんな手順で作られているか・・・安心出来る食生活でした・・・。

生活の豊かさの象徴として・・・洗濯機・冷蔵庫・TVなどの普及・・・・

専業主婦も社会に出始めると・・・共働き世代となって・・・手間要らずの調理器具が求められ・・・

ガス釜・・・電気釜・・・・電子レンジ・・・IH調理器・・・・・・

働く女性の負担を減らすような道具の普及もありましたが・・・それ以上に・・・最近では・・・

コンビニの陳列棚に並ぶ・・・加工食品も目立つようになって来ました・・・。

住育と言われる前から・・・食育は多くの場所で取り組みがありました・・・。

それでも・・・家族で朝・晩の食事を一緒に取れるような社会環境は、益々減る一方で・・・

朝食を取らない・・・スナック菓子でお腹を満たす・・・ファーストフードが夕食など・・・

体を造り・・・・健康の基盤となる食が、とてもないがしろになって来ているように思います・・・。

欧州の市場などの映像を見ると・・・パックにも・・・ビニール袋にも入っていない・・・

棚の上に無造作に並ぶ・・・それも芸術的な並べ方で売られている野菜たち・・・

本当に豊かな社会とは・・・・本当に大切にしなければいけない本質を理解しているかどうかだと想います。

 

 

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