暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

言葉

2018年11月26日 | 古民家

 世界の共通語は英語・・・そんな認識でいました・・・。

母国語として多く使われる言語としては・・・人口の多さで「中国語」続いて「英語」・・・そして「スペイン語」となります・・。

英語が多く使われるのはその表現が単純だから・・・なんて認識でいますが・・・

いつまでたっても理解も上達もしない(単に勉強不足なのですが・・・。)英語を簡単だとはいえませんね・・・。

スペイン語は「太陽の沈まない国」といわれるほどの大国だったスペインの歴史があるので・・・

多くの国で使われる意味もよく解かります・・・。(イギリスもそう言われた時代がありましたが・・・)

よくよく考えると・・・日本語の複雑さは、その表現力にあると思います・・・。

秋の空・・・雲がきれいで、青い空や・・・夕焼けに彩られて綺麗な表情を見せてくれています・・・。

「鰯雲」・「うろこ雲」・「ひつじ雲」・「さば雲」・・・・「うす雲」に「かすみ雲」・・・

夏の雲なら・・・「入道雲」・「わた雲」・・・・

雲ひとつに・・・これだけの表現があります・・・。

それ以外ににも・・・物や動作を表現する言葉はたくさん合って・・・

わし(自分の事)・・・和紙・・・・鷲・・・中国の言葉でもこんな表現はあるのですが・・・

話の前後の流れと、発音で意味の違う表現をする言葉もあります・・・。

あいまいな表現や態度と思われる場合もありますが・・・自分はそんな表現が・・・

心を穏やかで・・・やさしい心持ちにしてくれているのではないかと思います・・・。

言葉は文化です・・・新しい言葉が生まれ・・・消えて行く・・・それでも歴史ある言葉は・・・

大和言葉として見直されて来ました・・・意味が通じれば良いのではありません・・・

相手にどのように伝わるか・・・心地よく受け取ってもらえるような表現方法は・・・

おもてなしの心は・・・そんな所にあるのだと思います・・・。(自分の表現下手を痛感致します。)

昔ながらの民家の間取りも・・・そんな人を迎えるのに・・・

心配りのある造りになっている事はあまり理解されていないかもしれません・・・。

日本の文化をもっと解かり易く理解してもられる取り組み・・・住教育が大切になると想います。

コメント
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