暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

結露

2018年11月25日 | 古民家

 日本の夏は・・・・・気温も湿度も高くて・・・高温多湿の生活となります・・・。

今年は台風も頻繁に来てましたし・・・過去最高・・・!も多くて・・・

なんだか・・・毎年何かが更新しているような気がします・・・。

冬は、結露の相談が良くありまして・・・シャワーで、窓に水をかけたようなお宅を拝見した事があります・・・。

結露とは・・・・飽和水蒸気量・・・相対湿度・・・絶対湿度・・・

なんて・・・理科で習ったなんだか難しい言葉がたくさん出てきますが・・・簡単に言えば・・・・・

30℃の部屋の空気に溜められる水を100として・・・・・

その空気が、冷えた窓ガラスに触れると・・・空気は30℃から20℃に下がってしまい・・・

20℃だと80しか水を溜められないので・・・その溢れた水が窓に付着してしまった・・・。

(余計に解かりづらいでしょうか・・・?)

壁には断熱材が入っていて・・・外の冷たい空気を防いでくれているので・・・

壁に結露することは、あまりありませんが・・・隙間があって壁の中に冷たい空気が入ってくれば・・・

壁の中で結露する事もあるので、ご注意ください・・・。

土壁は熱容量が高くて・・・断熱の役割もしますが・・・古い民家は・・・

そもそもの建具に気密性がありませんので・・・外の冷たい空気がどんどん入ってきます・・・。

結露する事はありませんが・・寒い部屋になってしまいますね・・・。

空気を乾燥させすぎれば・・・肌や喉も乾燥状態で、体に良くは無くて・・風邪の原因にもなります・・・。

丁度良い室温と湿度に保つには・・・少し工夫が必要ですが・・・

古いモノの良さ・・・最新の設備の良さ・・・上手く融合させて・・・上手く使う・・・

それぞれに、見習う点はあると思うので・・・形式にとらわれる事無く・・・

発想を変えて、違った目線で見る事で生まれる暮らし造りを提案したいと想います。

 

 

 

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