暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

仮想(仮装)

2018年11月08日 | 古民家

 ハロウィンも終わり・・・怪しげな出で立ちの方々も影を潜めたように思いますが・・・

都心をマリオが疾走していたり・・・・お城や古民家で・・・

刀や槍を持って、甲冑をまとった武人を見かけたりと・・・

バラエティに飛んだ文化が、次々と発生しているスピード感について行けていない様な気がします・・・。

アニメなどで登場する人物の衣装だったり・・・景色だったり・・・建物もそうですが・・・

同じ格好をしたり・・・聖地となってその場所へ巡礼してみたり・・・

アニメの設定の元となった地域や建物はあると思いますが・・・~の家として・・・

実際に建てられている建物を見た事があります・・・。

奇抜な建物をいろんな設計士さんが工夫を重ねて・・・作品として取り上げられます・・・。

大工さんが、建物の総監督として活躍していた時代とは違い・・・・

オーナーさんとの打ち合わせや要望確認・・・現場の管理は営業マンか・・・設計士さんが行います・・・。

設計事務所に直接依頼をして・・・設計士さんの関連業者さんが施工をして・・・(第三者の工務店さんの場合もあります。)

設計士さんが図面や諸手続きを行い・・・工務店さんが職人さんの手配・・・部材の発注など、現場管理を行います・・・。

仕事が細分化して、細かな対応が出来たり・・・お互いに助言しながら、良い建物を建てようと、良い点もありますが・・・

意思疎通の伝わりにくさ・・・行き違い・・・感覚・・・意見の相違・・・・人が増えればそれだけ管理のリスクも増えてきます・・・。

思いをカタチにするのは、その表現力や・・・想像力が大切です・・・。

車のように形あるものを売るのでは無いので・・・完成した時・・・・

そのイメージをオーナーさんとどこまで共有出来て・・・どれだけリンク出来ているか・・・だと思います。

大工さんにお任せの時代ではありません・・・伝統と言われる技術はすばらしく・・・引き継がれる文化ですが・・・・

物言わせない、傲慢な住まい造りにはならないよう気を付けて行きたいと想います。

 

 

 

 

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