暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年09月13日 | 古民家

 街並みはその国や地域の特色が、色濃く現れています・・・。

日本の街並みは・・・広がる田園風景や・・・連なる屋根瓦の建物・・・

一昔前でしたら、昔話しに出てくるような萱葺きの集落でしょうか・・・?

欧州では石畳の街路に・・・石造りの建物が並んでいたり・・・

山肌に、白漆喰で外部が仕上げられた、白い街並みを思い浮かべたりもします・・・。

風通し良く開放的な日本の住まい造りと・・・外敵から身を守る造る閉鎖的な造り・・・(その分、すばらしい内庭があります。)

気候や・・・島国と・・・陸続きの立地条件の違いなどが、時間を掛け変化して・・・

それぞれの特徴ある街並が完成されてきたのですね・・・。

コンクリート・・・鉄・・・さまざまな新建材・・・・・

今の建物はどれも、その国を象徴する街並みになるような住まい造りでは無くなっています・・・。

乱立するビルや商業施設・・・高速道路や鉄道などの交通網の発達で・・・

自然の川や森はその姿を消してしまいました・・・。

経済発展の流れから忘れ去られた山間部や地方に残る集落が過疎化になる一方・・・

その生活や住まい方・・・歴史ある建物が見直され・・・

歴史的価値・・・文化的遺産を守ろうと言われています・・・。

どこにでもある街並みを造るのではなく・・・

そこに行かなければ体験できない・・・見る事が出来ない・・・そんな地域造りが大切です・・・。

これが日本・・・と胸を張って話せる住まい造りをしてみたいと想います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする