暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

極める

2018年08月27日 | 古民家

 その道を極める・・・一期一会・・・一筋・・・など・・・

仕事や趣味で・・・その世界を自分なりにこだわりを持って、極める人がいます・・・。

「・・・~の知らない世界」はご存知だと思いますが・・・少し前でしたら・・・

オタク・・・と言う言葉で、あまりよい意味で語られてはいませんでしたが・・・。

それが今では個性と言われ、その道の第一人者のような存在になっています・・・。

職人さんの世界・・・・たとえば植木屋さん(園芸さん・外構屋さん)・・・

植物に詳しいのはそうですが・・・石や砂・土・・・庭園の成り立ち・・・歴史・・・

もっと言えば・・・文学・俳句・茶道・生け花・仏教・・・・

そんなところまでも知らないと・・・お施主様の要望もそうですが・・・

どうしてそんな納まりや仕上げになるのか・・・意味を知らないと表現は出来ません・・・。

どんな材料があるのか・・・?思いを形にして表現するにはどの材料が合うのか・・・?

左官屋さん・瓦屋さん・・・すべての職種で、仕事と関係ないような部分の知識が、必ず必要になってきます・・・。

伝統の技術を継承されており・・・ご自分の著書を数多く出版されている方の1冊を読ませて頂いています・・・。

日本の建築を表す大切な部分・・・屋根について書かれていて・・・。(スイマセン・・まだ1冊だけしか読んでいません。)

屋根の歴史や、葺く素材・・・形状がいろいろあるのは解りますが・・・

古くからある書物に書かれている文章から・・・屋根の成り立ちや・・・その当時の屋根の捉え方を検証もしています・・・

幅広い部分の知識や成り立ちを知らなければ・・・一歩踏み込んだ世界や・・・

もう一段上の境地に入り込む事は出来ないのだと思いました・・・。

どんな世界にも、始まりがありました・・・。

時間と共に変化・・・進化・・・消滅もしてきて・・・。

さらに新しい歴史や文化が生まれて消えていきます・・・。

奥が深いので、どこまで知る事が出来るかは解りませんが・・・

日本の文化・・・日本の建築・・・まだまだ勉強が必要です。

 

 

 

 

 

 

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