暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

個性

2018年08月13日 | 古民家

 個性が生かされる時代です・・・。

島国は・・・悪く言えば、閉鎖的・・・良く言えば、仲間意識が強く団結力がある・・・。

出る杭は打たれる・・・・そんなイメージもあります・・・。

学力や身体能力が高い人は、今も昔でも尊敬されるのですが・・・

容姿や考え方・・・行動などが廻りと違うと・・・

敬遠されたり・・・近づかない、相手にしない・・・など村八分的な扱いになってしまいます・・・。

それなのに・・・地域によっては外から入ってくる物・目新しいものには極端に興味を示したり・・・

生真面目な国民性の影響なのか・・・相手の事を思いやる心持ちがそうさせるのか・・・?

南北に長い国なので・・・南と東でその性格もかなり違うからなのか・・・?

個性を語るには社会環境が整っていなかったのですね・・・。

鬼や天狗伝説のほとんどは、漂流してきた外国人では無いかと思うくらい・・・

伝わる文献や似顔絵など・・・その容姿は外国人のようです・・・。

理解出来ないものは、妖怪や幽霊の類になってしまう、その当時の文化水準が良く解ります・・・。

人と違う事に優越感を覚えるようになるには、まだまだ世界が狭く・・・文化的な社会では無かったのでしょう・・・。

それでも・・・形を変えて、逃げを作るのは上手だったのでしょう・・・

要支援を必要とする方々の特殊な能力や・・・性別不一致の方々の発想や行動が取り上げられたりして・・・

社会的地位を確立しています・・・。

個性・・・そう言ってしまえば簡単ですが・・・本人の心の中の葛藤や・・・不安など・・・

廻りの声や対応がどうなるかなど・・・今でもそう簡単にカミングアウト出来るものでは無いと思います・・・。

多くの情報が手に入るようになって・・・世代も変わってきて・・・

個性も・・・魑魅魍魎の類も・・・人と違った事も受け入れられるようになりましたが・・・

あえて環境の悪い古民家生活をしたいと言う酔狂な人が増えています・・・

何も無いがいい・・・不便がいい・・・面倒なのがいい・・・・。

古民家の暮らしを求める方々はそのように言われます・・・。

ちょん髷をして・・・着物を着て・・・囲炉裏の生活・・・電気の無い生活をして・・・(変わった人と思われますね。)

体験する事で見えてくる事があって・・・気持ちを整理する時間も出来ます・・・。

良い・悪い・・・ではありません・・・自分がどう思うか・・・

地域・・・社会・・・世界がどうあるべきか・・・そんな事まで考えるのかどうか・・・?

物を手に入れ続けて来た今・・・捨てる生活も・・・有りだと想います。

 

 

 

 

 

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