暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

環境

2018年08月01日 | 古民家

 自分の親やその前の世代は、兄弟が多くて・・・7~8人兄弟は普通でした・・・。

「産めよ増やせよ」・・兵隊不足を補う政策・・・大戦で多くの人が亡くなったの補う・・・

戦争中のストイックな生活の反動・・・など・・・堺太一さんが作った団塊の世代の子供達は・・・

そんな多くの兄弟の中で育ちました・・・。

今では出生率が1.42人と言われて、多くの子供が兄弟のいない家庭になっています・・・。

食生活や家庭の環境が人の成長にはすごく影響があります・・・。

その後の学校や社会に出た後の環境も当然大切になりますが・・・

子供の頃の影響が一番大きいと言われるのに、その環境造りがおろそかになっているように思います・・・。

DNAと簡単に割り切れはしません・・・。個人差もあるのでしょうが・・・

ある程度刺激のある環境で育つと、その後の対応力が身に付くようにも思うのですが・・・

それがトラウマになる事もあるようで・・・子育て・・・人の教育・指導はなかなか難しいようです・・・。

ある宮大工さんの会社に、毎年数人の建築学科を卒業した、職人を目指す学生が入社するようです・・・。

ほぼ、9割やめていくそうです・・・狭き門・・・厳しい世界だと頭で解っていても・・・

実際の仕事は地味な作業の連続・・・理不尽な事もあるかもしれません・・・

そんな環境で10年・・・・落語や歌舞伎などの芸能と同じで・・・(一緒にすると怒られますかね・・・。)

天才・・・でも無い限り・・・誰もがそんな年月下積みを経験します・・・。

それは人を育てる大切な時間なのだと思います・・・。

独学で成功している方でも・・・いろんな人の手助け・・・仲間・・・理解者がいてその成果があります・・・。

盲目になっている経営者さんのように・・・廻りが見えていない・・・

今まで出来てきたから、自分の考え方は間違っている訳は無い・・・

社長が考えなくても目標は社員から湧き上がってくる・・・

哀れに見えてしまいます・・・。(自分は経営者では無いので個人的な感想です。)

兄弟が多いと、年長者が、お父さんやお母さんの役割をしていました・・・。

兄弟が兄弟を育ててきたのですね・・・・。

自然と責任感や分別がつきます・・・。弟や妹もそんなお兄ちゃんお姉ちゃんの背中を見て育ちます・・・。

古いと言われそうですが・・・仕事は見て覚える・・・

目は口ほどにものを言う・・・職人の世界では、手は口ほどにものを言う・・・?

環境造りは大切だと想います。

 

 

 

 

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