暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年06月26日 | 古民家

 ここ数年・・・「打ち水」が夏の風物詩になるかと思いましたが・・・

あまり広がらなかったような気がします・・・

そもそも、日中にコンクリートやアスファルトに水を撒いても、暖められた水が蒸発して・・・

余計に蒸し暑くなってしまいます・・・

「打ち水」は・・・夕方太陽が落ちた後・・・

撒かれた水が少しづつ気化熱で地面の熱を奪って・・・温度が下がっていきます・・・

植木の花に水を撒くのも・・・サンサンと太陽が降り注ぐ時に撒いては・・・

植木がタイヘンな事になってしまいます・・・それと同じでしょうか・・・?

家の廻りも土だらけで・・・雑木林もあって・・・舗装道路もそこそこの時代・・・

雨は川にも流れますが・・・地面にも浸透していって・・・

夕立があって・・・自然と打ち水の効果が行われていました・・・

土が見えなくなった今では・・・「排水リスク」などと言う言葉も出てきて・・・

温暖化で降雨量が増えて・・・1級河川で洪水が起きる確率は・・・

今世紀末では4倍ほどになるようです・・・

雨樋の水は下水に流してはいけない地域があって・・・(最近は多いです)

それは・・・川に流れる水を規制して洪水を抑制しようと言う考え方からです・・・

空き家が多くて・・・これからも、もっと増えていくのが目に見えているのに・・・

雑木林を造成して・・・里山のような場所を切り開いて・・・

建売や住宅地が建ち続けています・・・・・

山を守って・・・里山を残して・・・雑木林を大切にする事が・・・

排水リスクを防ぐきっかけになります・・・抑制になります・・・

住宅の雨水の処理に規制をかけるのも解りますが・・・

もっと大事な部分を忘れている気がします・・・根本が見えなくなっている気がします・・・

目先だけ見据えず・・・既得権やしがらみを考えなければ・・・もっといろんなものが見えて来ると想います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする