暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

慣れ

2018年06月19日 | 古民家

 遥か昔から動物や植物はその場所の環境に合わせて進化してきました・・・

解りやすく言えば・・・キリンの首が長いのは・・・

他の動物が食べられないような高い場所の草を食べようと首を伸ばし続けた事で・・・

長い首に進化しました・・・

ユーカリの葉っぱは、そこそこ毒なのですが、コアラはおいしそうに食べます・・・

動きが鈍く、自分を守る術が無いので・・・食べ物を取る事が出来そうになかったので・・・

誰も食べない毒の葉っぱを食べられる、丈夫な体に進化しました・・・。

人も環境に合わせて進化・・・?・・・慣れてきます・・・良くも悪くも・・・

特に、においの慣れはすごいと思うのですが・・・

タバコを吸わない人は、吸った人が近くを通っただけで、すぐ気がつきます・・・

動物を飼っていない人は、家の中で飼っているお宅に行くと・・・

その動物独特のニオイがすごくになります・・・

トンコツラーメンを初めて食べる人は・・・その強烈なニオイで食べる気にならないと思いますが・・・

一旦食べ始めるとそれが病みつきになってしまいます・・・(トンコツを否定しているのではありません)

一般的に臭い!・・・と言われるニオイの方がすぐに慣れてくるような気もします・・・(個人的な見解です)。

世界には昔ながらの生活を今でも変わらず続けている国の人達がいます・・・

それを不便とは感じず・・・幸せに暮らしているのだと思います・・・

文明が人を育て・・・進化・発展させてくれたのだと思いますが・・・

それが、人を滅亡に向かわせるものにも、なると思います・・・・

突然歴史から姿を消した「ムー大陸」なんて言うと、古いと思われるかもしれませんが・・・

求め続ける事で・・・すべてが良い方向に向かう事ばかりではありません・・・

慣れ親しんで、それが普通だと感じる危険性・・・慣れが引き起こす紙一重の危険性・・・

立ち止まる勇気・・・原点に返る勇気が・・・そろそろ必要なのかな・・・?と・・想います。

 

 

 

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