暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

タイムカプセル

2018年06月02日 | 古民家

 それぞれの国には主要産業(主要産出)があります・・・

社会の時間に習った気がしますが・・・石油はサウジアラビア・・・

金は中国・・・トウモロコシは米国・・・鉄はオーストラリアなど・・・

なんとなく、その国の雰囲気を表している気もします・・・

日本でも、各市町村や県でそれぞれの主要な産業があります・・・

海のものや山のもの・・・立地や環境で・・・いろいろ決まっていますが・・・

今では企業が、工場や事務所を都内や関東近県の、比較的土地の高い場所を避けて・・

地方で、環境のよい場所に移転を盛んに行っているのを見ていると・・・

企業誘致で、その地域の主要産業や税金が決まってくるようにも思います・・・でも・・・

それも、その土地特有の環境や風土が関係するならば・・・主要産業としても良いのでしょうか?

養蚕が盛んに行われていた時代は・・・それらで財を成した人達がいました・・・

米が貴重だった時は、小作人を使う農家の方々が裕福になり・・・

それは焼き物であったり、藍や紅花などの染料となる植物だったり・・・

その財を成した方々が残してくれた蔵や母屋・・・商家など・・・

その時代の先端だった品物が今も保存されていて・・・・

その当時の生活や文化を示すような書物も、発見される事もあります・・・

本当の庶民の暮らしは、残らない場合が多いようですが・・・

地域の様子などは、商売で成功した人達が残したものから、垣間見られます・・・

古いものをゴミと考えず、建物も生活用具なども・・・生活や暮らしを後世に伝えるお手本でもあり・・・

タイムカプセルの様だ・・・と思う事が出来れば良いですね。

コメント
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