暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

恩恵

2018年05月20日 | 古民家

 自然から頂いている物は、水や空気のような、無くてはならないもの以外にも・・・

海で取れる魚や海草など・・・よくよく考えれば、資源・・・

石油や石炭それ以外の鉱物資源・・・当たり前といえばそうですが・・・

自然からの恩恵なくして生きていく事が出来ない世の中です。

人が人らしく生きていくには何が必要なのか・・・?

「鶏が先か卵が先か?」そんな言葉があります・・・

物事の本質が解れば、この先どのように社会が進むべきかは解っていても・・・

それが出来ない大人な事情や、変える事の出来ない社会の仕組みが、この世の中多すぎると思います・・・

そんな事は解っていても、そのリスクを考えて進めない事も良く解ります。

たとえば・・古民家が公共的な施設として、不特定多数の人を受け入れるには・・・

安心・安全が不可欠です、蕎麦屋さん・・カフェなどは良く見ますが・・・

古民家幼稚園や小学校はありません・・・教育の場としては不適切・・・と聞いた事があります。

(多くの方々の反対意見があったと聞いています)

あったとしても、安全が保障できるように改修するには・・・大きな費用が必要となりますし・・・

改修出来たとしても・・・古民家の良さを生かした空間・造りにならないかもしれません。

どうしてそこまで古民家にこだわるのか・・・そんな暮らし方をすすめるのか・・・?

それは、自然からの恩恵が一番身に感じられて・・・

そのありがたさが手に取るように感じられる暮らしが出来るからだと思っているからです。

自然があって世の中がまわっている・・・それが肌で感じられる暮らし方・・・

夢のような未来的の世界が広がっていても・・・

無くてはならない大切なものは、いつの世も変わらないと想います。

自分も含め・・・便利を知ることで、それを捨てる事は並大抵では出来ないのです・・・

 

 

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