暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

田園

2018年05月05日 | 古民家
カラカラに乾いた土や、雑草が生えていた田んぼにトラクターが入り始め…

田植えの時期が始まりました。

高台から見る田んぼに茅葺屋根の古民家があれば、まさに日本の原風景です。

水が張られ、頼りない細い稲が青々として来て、暑い夏が過ぎると、黄金色の稲穂が一面いっぱいに広がります…



記憶に残る風景は人それぞれですが、おとぎ話の中にしか無い様な風景と思われるのでは無くて…

毎年変わらず見られる風景…

いつまてまも変わらず続く文化として残していければと思います。

昔ながらの製法で造る瓦や自然乾燥の木材…

茅や藁、小舞に使う竹など、材料を造る生産者さん達が、今も変わらず昔ながらの材料を育てたり、造ったりしています…

工業製品の様な作り方では出来ないものばかり…

手間もかかり、時間もかかるのて商品の値段は高くなり…(生産者の手間はそんなに高くはないのに)

使われなくなって…そんな負の連鎖と生活の変化がずっと続いています。



日本人の職人や担い手がいなくなった業種に、アジアの若者が就いています…

以前よりも多く、期間も長く…

日本の伝統に、文化の違う若者が就いて継承される時代になってしまうのでしょうか?

とても複雑な想いです。
(人種批判をしているわけてはありません)



コメント
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