暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2018年04月19日 | 古民家

 喫茶店には必ず置いてあった「マッチ」ですが、この所見かけなくなりました・・・

箱やマッチ棒にもいろんな形があって、洋画で見たような・・・

紙を二つ折りした、マッチ棒?をちぎって着ける姿にはあこがれましたが・・・

今の子供はマッチの着け方を知らないようです・・

公衆電話の使い方を知らないように・・・自分の生活の中に無くて、使った事が無ければ当然です・・

竈や囲炉裏に火を起こすのにも手順があります・・・細い枝や、棕櫚のような火が着きやすいものが必要で・・・

一度火を着けるとそれを絶やさない様に注意も必要でした・・・

キャンプで炭に火を起こす時に、便利道具を使えばすぐに着きますが・・・

そこをマッチ1本で着けて見せる事で、男子力が上がったような気がしたこともありました。

「生きる力」と言われます・・・

火を着けられるから生きる力があるとは言いませんが・・・

生活の中で教えてもらう、人としてはとても大事な、何気ない事が・・・

今の社会生活には無いような気がします・・・

電球の交換や、ほうきやちり取りの使い方・・・襖や障子の外し方・・・

年下・年上との付き合い方・・接し方・・・

核家族で、いろんな年代と接した生活が無くなった事も影響しています・・・

迷信や童謡・・・昔話しなど・・・そんな事も自然と耳に入って来ていました。

農泊や体験学習なども盛んに行われています・・・

古民家の保存ではなく「活用」も多くの団体で行われています・・・

地域のボランティア団体さんやNPOさんでも、町おこしの活動は少しづつ増えています。

今まで自分たちが教わって来た、多くのことを・・・

いろんな人の協力を頂いて、未来の子供達に残せればと想います。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする