暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

仲良く

2018年04月03日 | 古民家

 シロアリは忌み嫌われ、木造住宅には大敵と思われ・・・

発生した時の駆除などは大変な手間と費用がかかりますが・・・

でも本来シロアリは山の倒木を食べて、分解して土に戻してくれます・・・

当たり前と言われそうですが、毎年落ち葉が溜まっていくのに山は落ち葉で溢れ返ったりしません・・・

それは微生物が落ち葉を分解して土に戻してくれているからです・・・

みんなそれぞれ役割があって、動物もそれぞれの縄張りがあって生きています。

人がその縄張りを荒らしたり、その生活範囲に入ったりすると・・・被害にあう事になります。

床下は風が通り抜けて、乾燥した状態にしておけばシロアリも寄りにくくなります・・・

雨漏れも湿気が溜まってしまうので、屋根や壁をお手入れして乾燥した状態にします・・・

土に近くなる木材は栗やヒバ・・ヒノキなどを使って・・・近寄らないような工夫をします・・・

今の時期になると、日に当たると死んでしまうシロアリも羽を生やして、別の場所に移動をして・・

土から上がって来るだけと思われがちですが・・・以外に建物の途中から被害が進む場合もありますが・・・・

日頃のお手入れが欠かせないのは、そんな事への予防対策ですね・・・

異常と思える温暖な気候が北に上がって来たり・・・

外来種が繁殖し始めたり・・・・

昔ながらの予防策では対処しきれない場面も増えてきていますが・・・

人には影響の無い、農薬・駆除剤です・・・・と言われても・・・

同じ生き物・・・全く害が無いわけがありません・・・(個人的な意見ですが・・)

偉い人が認可した物で・・・後から大変な被害に合うような場面は、1度や2度では無いと思います・・・

以前も書きましたが、除草剤や農薬と言われているものが使われ始めて・・・

農家の方達の過酷な労働環境が、いかに改善されて喜ばれたか・・・

そんな気持ちを自分は理解できませんが・・・本音だと思います・・・

でも・・・食・・・を預かる人として、責任持って提供できる心は忘れてはいけないと思います・・・

(何も解らない者が偉そうな事を言ってすみません・・・)

住まいも、自身を持っておススメ出来る造りと、素材と、暮らし方を一緒に考えて・・・

出来るだけ自然と仲良く出来ればよいのではないかと想います。

 

コメント
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