江戸時代の頃、京都から江戸まで東海道を歩いて・・・約15日間ほどの工程だったそうです。
移動は徒歩か籠・・・馬はいろんな理由があって、庶民が使えるような仕組みでは無かったようで・・・
後は和船での移動があったくらいです。
庶民が旅行や仕事で他の県(藩)に行くのにも、規制が厳しく・・・
生活の行動範囲は10kmほどしかなかったようです・・・
そんな社会的事情もあって、地産地消が当たり前の時代・・・
物を運ぶのに車がある訳では無いので、住まいを造るには、裏庭にある山から切り出した木を使って・・・
近くで取れる石を使って、近くで育てた萱や藁を使っていました。
日の出と共に起きて、日が暮れると一日が終わる・・・
身の丈にあった生活というものがありました。
近くにあるもので生活する事で、余分な資源を使わなくて済みます・・・
地域で取れるもの、生産されるのもので生活する事で、地域社会の産業が動きが出ます・・・
地元らしさ・・・なんでもないと思っていたものが、実は興味深いものだったりします・・・
住み継がれ行く住まい・・・無理なく建てられる地場産の木の住まい・・・
それが当たり前の住まい造りになれば、いろんなことが心地よくなる気がします。