暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

治水

2018年03月14日 | 古民家

 水道水が無くて、井戸水だけで生活している地域があります・・・

地方に行けば、まだまだそんなご家庭はあると思われるかもしれませんが・・・

身近にあるとは思っていませんでした・・・

夏と冬で水位が変わって・・・ある年ではポンプで吸い上げられないくらい低くなる事もあるそうです。

飲料水にはならない井戸水は、たまにお会いしますし・・・地域の災害用として整備されているのを見かけますが・・・

飲料に適していても、給湯器や浄水器などの機械には多少不具合が出る場合があるようです。

(金属が錆びやすかったり・細かな機械の作動不良になる事があります)

江戸時代、長屋暮らしの人達は、共同井戸で洗濯をして

水を汲んで・・・各家庭は容器(水瓶)に貯めて使っていました・・・

(井戸端会議・・・そんな様子からついた言葉です)

水道の蛇口をひねると水が出てくる・・・・ありがたいことです・・・

今も昔も水の大切は変わりが無く・・・災害が起きたときなど、それを実感しますが・・・

水の星といわれる、地球でも・・・そのほとんどは海水で・・・

海水から真水が作れるといっても、その生産能力も限度があって・・・

今と同じように気軽に水が使えるようにはなりません・・・

毎年の様に、節水や使用制限が取り上げられるのを聞くと・・・

どんなに技術が進歩しても、自然の流れには逆らったり・・・

抗ったりしても、変わる事は出来ないんだと思います・・・

少し手を加えても、根本の部分では、いかにうまく付き合うか・・・

住まいもそうです・・・自然にあるものの意味を感じて、それらを生かす暮らし方・・・

共存する暮らしが大切だと思います。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする