暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

マイホーム

2018年02月06日 | 古民家

 小学生くらいまでは、たまにおやじと銭湯にいっていました。

町にある、なんて事のない普通の銭湯・・・番台はおばちゃんで・・・

壁の絵は富士山ではなかったような気がします・・(田舎なので富士山見えませんし・・)

湯船のお湯に水を入れて怒られた記憶もありませんが・・・熱かったのはおぼえてます。

風呂上りの「フルーツ牛乳」はおいしかったけど、今飲むと少し甘すぎる気がしました・・・

スーパー銭湯は数が増えましたが、レトロな町の銭湯は驚くほどの勢いで廃業されています。

先日も埼玉のとある銭湯さんが廃業するのをたまたま聞いて、お邪魔してきましたが・・・

立派な梁や柱・・・使い込まれた体重計・広告の入った鏡・・・籐の籠・・・

経営状況や・跡継ぎ・この先の不安定さを考えると、簡単に任せられる仕事では無いと思うのが正直な思いなのでしょうか。

良く話題に出ますが、海外の方が逆に感心する文化の一つだと思います。

今更ですが・・・ゴミの分別をしていると、ビニール系の量が半端なく多い事にいつも考えさせられます・・・

過剰包装がすばらしいサービスだと思っているのでは・・・?と思うのは自分だけなのか・・・

使い捨てた方が安上がり・・・?

そんな生活の習慣と、そんな感覚に、自分も含め慣れてしまっていると思います・・・。

「安物買いの銭失い」とはよく言ったもので・・・

手軽で安くて、使いやすくて、罪悪感のない感覚のものは賞味期限が短いと思います・・・(あえてそこが売りですから)

高価でよくよく考えて、なんども躊躇して手に入れたものは、大事に手入れして一生ものになります。

(ものが溢れてる今では、古い考え方と思う方も多いのでしょうか?)

「夢のマイホーム」・「三種の神器」と言われていた時代は、お手軽で・使い捨ての考え方だったのでしょうか?

作れば売れる時代・社会が豊かになると皆が信じていた時代・・・

これからの時代に合わせて造る、夢のマイホーム・三種の神器を提案して行きたいと思います。

 

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