暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住む

2018年02月01日 | 古民家

 古民家は寒い・・・冷暖房費用がかかる・・・古民家は床の段差があって年配者向けではない・・・

メンテナンス費用負担が多い・・・

多くの方が思うことです・・・(潔癖症に近い方や虫嫌いの方もムリですかね・・・)

古民家リノベーションと言って、本来の良さを無くしてしまうのは本末転倒なのですが・・・

築40年の木造在来工法の建物の多くは、断熱性はあまり良くありませんし、トイレは汽車弁・・・

お風呂はタイル張りの狭くて寒い仕上げで、バランス釜という昔ながらの給湯器だと思います。

畳・床・壁・天井の入れ替え、張替えも必要です・・・

それを中古住宅として購入してリフォームしても数百万・・・外部周りを手直しするなら1,000万以上・・・

それくらいの費用負担を考えなければいけないと思います。(本体の購入費用も考えるともう少しかかりますね・・)

それなりの古民家を改修して住める位でよければ、同じような価格で出来ますし・・・

物件によっては格安の古民家もあります・・・(地方の物件の場合が多いですが・・・・)

そうは言っても古民家ライフを本当に考えている人でもない限り、築100年の古民家に住もう・・・

今すんでいる古民家を耐震改修して、設備を快適なものに交換しようと言う方も少ないと思います。

古民家をシェアハウスに改修して暮らしている若者達がいます・・・・・

最低限の設備交換と、構造的に不安な部分の柱・梁の一部を交換しただけで・・・

後は、自分達で少しづつ手直ししながら生活しているそうです・・・

地域に向けて開かれたスペース・・・人が集う場所・・・

コミュニティスペースとして、いろんな取り組みをしています。

何故なら、ランドマーク的な存在として、地域の歴史・文化を伝えてきた古民家があるからです・・・

人が元気に長生き出来るのは食事・運動も大切ですが・・・

人との係わり合いです・・・人は1人では生きていけません・・・

家族がいて、仲間がいて、地域と繋がっていて・・・

自然の物に囲まれる環境・・・そんな暮らし・住まい方が、人 本来の生き方なのでは無いかと思います。

 

 

 

 

 

コメント
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