暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住む

2017年12月23日 | 古民家

 「健やかに暮らす」とは・・・?字の如く「健康な生活」・・?と言う事でしょう・・・か・・?

健康とは・・・病気にならないような暮らし・・なのだと思うのですが・・

病気にならない生活が安心・安全で快適な暮らしとは言えないのではと思ってしまいます・・(ややこしいですね・・)

現代は個人を尊重する社会・・・文明が発達する前・・人の理解を超えたものは排除するような時代もあったそうです・・

近代でも、解明されないもの・多くの人と違った考え・容姿など・・・一般社会にそぐわない物は排除や隔離がされてきました。

昔、多くの民家は「田の字」の間取りの家が多く、障子や襖で簡易的に間仕切りる生活スタイルで・・

個人のプライバシーはあまり無かったようです。

何かあった次の日にその噂は、村や町中に広まるような環境でしたが・・・それは

田舎暮らしには無くてはならないコミュニケーションの一つだと思います。

床の間のある和室には「上座」・「下座」があって床の間があるほうが「上座」

出入り口側が「下座」・・と・・なります。

囲炉裏を中心に座る場合の家長や来客の方が来た場合、座る場所も決まっています・・・

時代にそぐわない事もありますが、家庭それぞれの決め事が・・いずれ社会に出てから・・

組織の中でのルールを事前に学ぶ場、になっているのではと思います。

心身共に健やかに育つには、親子関係もそうですが、家庭環境・・・「住育」も必要だと思います。

住むことを学ぶ・・・家造りの過程を学ぶだけで無く・・住まい方を学ぶことが大切で・・・

健やかに暮らすとは・・・を、考える事になると思います。(住育・・詳しくはお声掛けください。)

 

コメント
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