暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

自然から

2017年12月20日 | 古民家

 ある方から聞いた考え方で・・・「合成着色料はいろんな検査をして、実際使われた歴史も古くて・・・

ジェリービーンズのような食べ物も、自分たちが生まれる前から食べられてて、人に大きな影響は無いけど・・

自然素材だからと言って検査もされないまま世に出ている製品のほうが危険なニオイがするね・・・・・」

確かに・・・・食品でも建築材料でも検査はしているのでしょうが、自然素材だからと言って、その言葉を信じ良く調べもしないで

使ってしまっているのが現状だと思います・・・。

昔ながらの塗料で「弁柄」・「柿渋」・「漆」・・・などがあります・・・

漆は直接触るとかぶれる人もいるように、人によって良くない反応が現れる事があって・・・

柿渋は防虫・防腐効果もあるので使い方には注意して頂きたいのですが・・・。

木の表面を保護したり・汚れが付きにくくしたりする目的では・・

「えごま油」・「亜麻仁油」・「蜜蝋」・「米ぬか」・・・など・・・人が口に出来るものが多いですが

耐候性が弱いので室内の木部保護の用途になります・・・。

人が生きていくには、自然からの恩恵が無くてはならないもので・・・最新の技術さえも

植物や昆虫から発想を得たものも、少なくありません・・・

自然乾燥材と言って、山から切り倒した後、枝の付いた状態で乾燥させ、山から下ろして下処理して天日で乾燥させ・・・

木の水分を時間を掛けて乾燥させると、木の肌が美しく・強度が安定したりと良いことがあるのですが・・・

多少の割れや、収縮で隙間が出来たり歪みが出てきたり・・・自然のものとお付き合いするにはそれなりの

手間暇がかかります・・・こだわりもいろんな角度から見ていかないといけませんね。

 

 

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