暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ランドマーク

2017年11月23日 | 古民家

 「特定郵便局」が各地にありました。

明治時代に郵便局を全国に作るのが国の予算だけではまかないきれなかったので・・・

地方の地主さんや名士さんに土地・設備を提供してもらい運営を委託した制度です。

大地主さんだけあって、立派な建物や蔵をお持ちで、今でもその名残が沢山残っています。

全国に多くの酒蔵があります・・・

今では少しづつ廃業している会社さんも多いですが、若い社長さんがいろんな工夫や革新的な考え方で

すばらしいお酒を醸している蔵も沢山あります。

そんな特定郵便局も酒蔵も、歴史があって、地域に貢献して、地域のランドマーク的な存在だったと思います。

今、産業遺産の保存も進んでいます、大きな企業や産業はその地域の生活基盤だといえます

歴史的な価値のある建物も大切ですが、その地域に残された生活・暮らし方・文化も大切です。

核となるものがあるから活気づく町。

核となるものを支えるのは地域。

地域を支えるのは人です。

まちおこしは「まちづくり」「ひとづくり」・・・だと思います。

そう言いながら何も出来ていない自分がいますが・・・

建築に関わる部分で力になれることは沢山ありますし、町づくりにはいろんな関わりが必要だと思います。

皆で造り上げて継続する事が大事なようです、そんな取り組みがこれから増えていけるように

いろいろ発信していければと思います。

 

 

コメント
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