暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

八百八町

2017年11月17日 | 古民家

 歴史ある建物・古民家は田舎行くほど、以外に沢山残っています。

(あと5~10年後はどうなっているか・・・?)

でも、以外に残っているのが「東京」・・・。

関東大震災・東京大空襲・・・大きな災害や戦争があって残ってないでしょ!?

と 思われますが・・・(当然、江戸時代からのものは少ないですが)

維新前・後 や 戦前・戦後で財を成した方々の建物が多いのですが・・・

和風から、和洋折衷、洋風建築とバリエーション豊かに残っています。

江戸は100万都市(八百八町とも言っていました)・・・と言われるくらい江戸時代後半の人口は半端なく

庶民の住む町の人口密度はすさまじかったそうです。

今は、人工密度が多い区でも、1平方キロで2万人ほどだそうで・・・

当時の江戸の一部は1平方キロ6万人だったようです・・・

人が増えれば、揉め事・人情話・色恋・殺生・・・・商売・仕事・・・生活の中で神頼みもあります。

意外な路地の奥に神社やお寺を見つける事があります、古くからの建物は少ないのですが

なかなか風情があり、初詣にも多くの人がお参りに来ているようで、

風情とは言えないかも知れませんが、港区にある、「愛宕神社」さんの、参道から境内に行く階段は必見です。

江戸幕府が時間や労力、税金(各大名からの献金・・)で都市を創っていきましたが

そこに人が住み・生活して商売が始まり、人の流れが出来て都市が出来るのです・・・

歴史も文化も人がいてこそ、継がれていくものです。

「タモリ倶楽部」や「家族に乾杯」ではありませんが、車で通り過ぎる、電車の乗り換えだけでは見えてこない何かが

自分の町にもまだ沢山あるかもしれません。

 

 

 

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