暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

におい

2017年11月03日 | 古民家

 金木犀の匂いがしたかと思っていたら・・・イチョウの葉っぱが色づき始めて

銀杏の独特なにおいがどこからとも無く漂ってくる・・・そんな季節になって来ました。

新築の引渡しの時・・・玄関を開けると、木のなんともいえない穏やかな匂いがしてきます

和室に入ると、畳のイ草の安らぐ匂いが心穏やかにさせてくれます。

新車が納車されて、ドアを開けると新車だ!!と言う匂いも良いか悪いか解りませんが

なんだかワクワクする感じになります。

木はフィットンチッド(木が発散する揮発性物質で癒しや安らぎ効果がある・・・?)を発散して

癒し効果を与えてくれます。

畳の匂いも癒し効果があると思っていますが、畳の部屋を作らない家も増えていました・・・

イ草を栽培して畳のゴザになるまでは大変な作業とご苦労が必要です。

刈入れして洗って、泥につけて洗って干して・・・ただ刈り取って干すだけではありません・・・。

建売の新築も独特のにおいで「新築だね~」と思いますが・・・

化学合成のり・合板の接着剤・・・作り物のにおいに満足を覚えるのでは無くて・・・

体にやさしく・心穏やかに・心豊かになれるよう、本当の安らぎを覚える事が出来る

匂いを、子供達にも、若い方にも感じてほしいと思います。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする