暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

各地のとりくみ

2017年11月02日 | 古民家

 地方だけでなく、関東近県の都市も、高齢化が進んで

若い方々が都会に集中していく・・・(Uターン・Iターンも少しづつ増えているようですが・・・)

限界集落と言われる場所も・・・

伝統技術・農業・林業・漁業・・・技術を持って業界を支えてきた世代も

このあと、10年・・15年・・・と、消滅する村や町があって・・・

失われる技術も出てくるのでしょうか?

自分の仲間で、ある市の地域活性の相談を受けて商店街の方々や・・・

行政の方と打ち合わせをしています・・・あまり前向きではない住民の方・・・

活性化委員会を立ち上げて一生懸命取り組む跡継ぎの若者・・・

イベントを通じていろんな活動の協賛をする地場の企業さん達・・・

皆でひとつの方向に向かうのは時間がかかります・・・。

地域活性は、地元の人達の力で・考え方で・継続して進めていくことが大切なのだそうです。

田舎に行くと、みんな知り合い・皆で活動・みんなで助け合いが当たり前です・・・

それが、わずらわしいと思う方も多いと思いますが、人は一人で生きてはいけません。

以前お伝えしたかと思いますが、茅葺の古民家の屋根葺き替えは村の人総出で行い、

萱の状態を見ながら、「次の~さん家(ち)の屋根は、部分的な補修だな・・・」と

家は皆で守って行くものでした。

世知辛い世の中です・・・・が・・人とのかかわりで心病む事もあります・・・でも

それを救ってくれるのも人なのでは・・?と思います。

以前お会いした方は、関東の田舎に購入した古民家で、農業や、その古民家の修理(DIY)や

趣味を楽しんでいました。

理想だけで生活は出来ません、仕事もしないと生活費は入ってきません・・・

お金持ちばかりではありません・・・

古くからの知恵や文化が、これからの家族のあり方・住まい方を考えるきっかけや

地域活性のアイテムの一つとなれば良いかと思います。

 

 

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