暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

文化財

2017年10月06日 | 古民家
 古民家を活用してのイベントを企画していると

行政管理の建物、外部委託団体さん管理の建物など

その部署での考え方、取り組み方で対応が変わってきます・・・。

その建物が「国宝」「重要文化財」「有形文化財」「登録有形文化財」・・・

どれに指定されているかで、保存に対する対応や補助金の額も変わってきます。

壊れたから勝手に直したり好きなように補修出来ない場合や

外観だけ、表から見えなければそれなりに直しても良い場合など

指定されてもオーナーさんにとっては迷惑な場合もあるそうです。

先日、下見してきた相模原市の、国有形登録文化財は、広い敷地に

長屋門と母屋・蔵・倉庫がありましてとても立派でしたが・・・かなり痛みが激しかったです。


道路向かいにはその方々歴代のお墓もあって、入り口の扉には家紋も入っていました。

人が住まなくなると、建物はあっという間に傷んできます(湿気や埃など・・)


建物・文化・歴史は地域で残していく、守っていく、伝えていく・・・。


おじいさんやそのまたおじいさんが受け継いできた何気ない習慣・風習・・・

地域・地区で季節ごとに催されてきた行事など・・・

実は地域活性のヒントがそこにあるような気がします・・・。





コメント
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