空を見通す高さがあれば・・・
世を見渡す目と、知識と理解があれば・・・
海を超え・・・溢れる想いを受け止めてくれる世の中があれば・・・
先人の言葉に上書きして来た暮らしの多くに・・・
始まりが無ければ始められもしない、幼い一歩があり・・・
突然現れた大きな一歩の嵐の中で・・・
目まぐるしく生まれる世を楽しんだ、喜びはどこまで巡るのか・・・。
超絶技巧に伝統の技だけが、緻密な手仕事とは言えなく・・・
無駄を落とした手仕事に、あふれる無垢の姿もあり・・・
奇抜な暮らしに呆れる様に・・・平凡な暮らしから逃げたくなるような・・・
無いものを探し回る虚いの想いは・・・
その辺りの石ころにも宿っている・・・。
迷い込んだ路地に、宵闇の迷い道を探し・・・
森の中で、触れられないまやかしの神に触れて・・・
神木と見間違う、見上げる傘の枝葉に守られ・・・
触れてはいけない不思議の国の入り口は・・・
罷り通れない高い場所と・・・計り知れない無いものねだりに行き着いて・・・
それぞれの研鑽に見えてくる・・・恐れ崇めた暮らしの豊かさが・・・
近くて遠く、隣の背中に隠れている。