コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

選抜も終盤です。

2024-03-28 22:32:47 | 高校野球
ちょっと気を抜いていましたら選抜高校野球もベスト4が出揃い、いよいよ大詰めになって来ました。
ベスト4進出校を見ますと、星陵(石川)健大高崎(群馬)中央学院(千葉)報徳(兵庫)となっています。
被災地の石川県の期待を担って星陵と日本航空石川の2校が出場しましたが、日本航空石川は惜しくも敗退しましたが星陵がここまで残っていることが嬉しく思います。
そして今日報徳学園が横綱の大阪桐蔭を破ってベスト4に進出しました。
元々力がある高校ですので横綱に勝つ力は十分あると思います。名門校は良いところで力を発揮するものですね。
ベスト4進出の皆さんあと2勝で紫紺の大優勝旗です。頑張って下さい。
敗れた高校の皆さん、そして選抜に出場できなかった多数の高校の皆さん、夏の甲子園目指して気持ちを切り替えていると思います。
しっかり準備して夏を迎えて下さい。

高校野球もクライマックスに達した頃、明日から日本のプロ野球も開幕します。
気温も上がってきて春の様相を呈して来ました。
スポーツから春を感じる幸せを感じていたいですね。

震災を乗り越えて

2024-03-25 23:19:02 | 高校野球
今日行われた選抜高校野球。2日間雨のため順延を経てようやく再開されました。
第1試合で今年元日に起こった能登半島地震の被災地からの出場となった日本航空石川が登場しました。
注目を受けての試合となりましたが、全校で応援に駆けつけることはままならない状況のようで、ブラスバンドも系列校の日本航空高校(山梨)と近江高校(滋賀)の友情応援を受けていました。
試合は強豪常総学院(茨城)を相手に0-1と惜しくも敗れてしまいました。
震災後とても練習ができる環境では無かったと思います。しかし彼らが元気にプレーすることで、被災された方々に少しでも明るい希望をもたらしてくれると信じたいと思います。
プレーした選手達も本来聖地で晴れやかな気分で試合に臨みたいと思ったことでしょう。
でも野球ができるということが当たり前では無い環境だからこそ分る、周りの方への感謝の気持ちと応援してくれる地元の方に応えようとする気持ちを感じていることだろうと思います。

かつて東日本大震災の後の選抜大会に出場した東北高校の選手達も、野球どころでは無かったと言うことを口にしていました。
でも彼らが甲子園で力一杯プレーする姿が被災地の方としては嬉しかったんじゃ無いでしょうか。

日本航空石川の選手の皆さんお疲れ様でした。
まだ夏の選手権があります。もう一度地元の期待応えられるように頑張って下さい。

慶応の優勝、107年ぶりの栄冠。

2023-08-23 23:38:58 | 高校野球
今日暑い夏を更に熱くしてくれた高校野球選手権が決勝を迎えました。
107年ぶりの優勝を狙う慶応と昨年の覇者連覇を狙う仙台育英の対戦になりました。

今日は仕事をしながら移動の車の中でところどころ聞いていただけですので、先ほどダイジェストで見た感想になります。
選手層は仙台育英が有利かと思いましたが、慶応もレベルは高いものがあります。何といっても激戦地の神奈川を戦い抜いてきたのですから。

1回の表慶応の攻撃いきなり試合が動きます。先頭の丸田がライトスタンドのホームラン。夏の決勝戦初の先頭打者ホームランで主導権を握ります。この回もう1点挙げ慶応がペースを掴みます。
2回にも1点を入れた慶応が3-0でリード。

しかし仙台育英も2回3回で1点ずつ返して3-2と追いすがります。

しかし5回慶応は一気に5点を挙げて突き放します。
慶応打線の素晴らしいバッティングと打線をつなげるスキルは素晴らしいものがあります。

この後慶応は継投で仙台育英の攻撃を凌いで107年ぶりという記録的な優勝を果たしました。

この大会通じて慶応スタンドの大応援団の声量が凄かったです。今年から声出し応援が解禁されましたがそれを一番味方につけたのが慶応だったかもしれません。
今日は3塁側だけでなくレフトスタンドも慶応応援団で埋まっていました。何回も「若き血」の大合唱が聞こえました。
この大会のMVPだったかもしれません。

残念ながら敗れた仙台育英も素晴らしいチームだったと思います。
点差は離れていましたが内容は紙一重だったと思います。
そして試合後の所作が素晴らしかった。須江監督は慶応の森林監督や大村主将、丸田選手のインタビューにも拍手を送っていました。
そして「慶応は優勝にふさわしい」と相手を称えていました。
まさに良いスポーツマンシップの姿だったと思います。

色々な素晴らしい場面を見せてくれた全ての試合に関わった全ての方々に心より拍手を送りたいと思います。

そして甲子園が終わると秋が駆け足でやってくるような気がしますが、今年は暑いので秋がやってきてくれるのか心配です。

慶応高校の皆さん、優勝おめでとうございます。
仙台育英の皆さん、素晴らしい試合をありがとう。

高校野球ベスト8

2023-08-17 23:51:07 | 高校野球
今日で高校野球もベスト8が決まりました。
意外なのは地元近畿勢が準々決勝を前に姿を消してしまった事でしょうか。
力を持った高校が多いのでどこが出てきても優勝候補でありますが、それは高校生がやる事ですので完璧という事はありません。
大阪予選で大阪桐蔭を破って甲子園進出の履正社も今日昨年優勝の仙台育英と対戦して惜しくも敗れました。このレベルになると実力が伯仲していますので僅かに運が仙台育英に傾いたのでしょう。

毎年思う事ですが、高校野球が大詰めに近づくと夏も終盤になって来た様な感覚がします。
開会式の時の空の色と決勝戦の時の空の色の濃さが変化しているように感じます。
高校生の熱い戦いあと6試合で完結します。

明日は休養日明後日の準々決勝の組み合わせは
第1試合 沖縄尚学 VS 慶應義塾
第2試合 土浦日大 VS 八戸学院光星
第3試合 神村学園 VS おかやま山陽
第4試合 仙台育英 VS 花巻東

いよいよ8校に絞られました。この中に静岡県勢がいないのは寂しいですが、熱い夏を盛り上げてくれた高校生にエールを贈りたいと思います。

浜松開誠館サヨナラで敗れる。

2023-08-14 22:25:17 | 高校野球
今日甲子園行われた2回戦、北海VS浜松開誠館の試合は2-3で惜しくも古豪北海の前に敗れてしまいました。
静岡県勢として5年ぶりに初戦を突破した浜松開誠館でしたが、2度のリードを守り切れずサヨナラで涙をのみました。

しかし今日も今までの高校野球の常識を破る、守備においてもアグレッシブな戦術で戦ってくれました。
ユニホームにしても自由な頭髪にしても、これからの時代を切り開いていく若い力の先進性を感じさせてくれました。良い意味での古い常識からの脱却が今後の時代を生きていく上では重要なのかもしれませんね。

浜松開誠館、春夏を通じて初出場でしたが、今大会最多出場40回を誇る名門北海高校相手に一歩も引く事無く堂々と渡り合っている姿に感動しました。
同じくこれから甲子園を狙う県内の高校にとっても良い励みになった事でしょう。
そして県内で切磋琢磨してレベルを上げて、全国大会でも十分力を発揮できるチームが多数出てくれる事を祈って止みません。

浜松開誠館の選手やスタッフ、学校関係、応援の生徒やOBそしてそれを支えた家族の皆さん大変お疲れ様でした。
素晴らしい戦いでした胸を張って浜松に帰ってきて下さい。