コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

連休も真っ只中鎌倉を歩いて来ました。

2024-05-04 20:14:16 | 旅行
昨日から妻と沼津に来ていました。
今日は混むのを承知で鎌倉を訪ねて来ました。車で行きますと渋滞に巻き込まれてしまいますので電車で行きます。
8時前の電車に乗って鎌倉着が9時30分頃ここから出発です。

まずは2月に一人で鎌倉を訪ねた時に行った浄妙寺の近くにある報国寺に行きました。
徒歩で進みます。鶴岡八幡宮の前を通り越して、駅から約30分後に報告時到着。
報国寺
1334年(建武元年)創建の臨済宗建長寺派のお寺です。
このお寺の特徴は竹の庭です。テレビの旅番組でよく紹介されて有名になりました。


山門、この時間でもかなりの参拝客の方が訪れていました。


枯山水の庭もよく手入れされています。


苔むす庭園も癒されます。




セイヨウアジサイも咲き始めていました。

竹の庭に入っていきます。



報国寺で有名なのは竹林を見ながら抹茶を楽しむ事ができます。

こんな感じで竹林を望む席が用意されています。


抹茶をいただいて竹林を眺めて癒されました。



報国寺をでて来た道を戻る途中に杉本寺があります。こちらも参拝した事がありませんでしたので寄らせてもらいました。
杉本寺
三体の十一面観音様をご本尊とし、鎌倉・坂東三十三観音霊場第一番札所である鎌倉最古の寺院です


 


苔むした参道がありますが今はこの階段は通れません。


本堂は茅葺き屋根で何か古刹を感じさせます。

杉本寺を終えて以前から訪れたかった「銭洗弁天」に行きます。
途中早めのお昼を済ませて歩いていきました。2月に訪れた「寿福寺」のそばを通り過ぎ、山を越えトンネルもくぐって行きます。
銭洗弁天近くの急な坂道で苦戦しながら到着しました。

銭洗弁天宇賀福神社

ようやく到着。


鳥居をくぐるといきなり洞穴に入ります。


洞穴の中はこんな感じですが、今日はかなり気温が高いのでこの中気持ちいい。


洞穴を抜けるといくつかの鳥居があります。

社務所でロウソクと線香を買って、ザルを借りて参拝を始めます。
本殿でお参りした後に奥宮の洗い場に行きます。

奥宮、ここでお金を洗います。
コヤチンもお札と硬貨を洗いました。
ご利益があるといいですね。

そして今日最後の参拝は長谷寺です。ここは以前コヤチンは一人で訪れてアジサイを堪能した事があります。
銭洗弁天からまたもや暫く歩いて、江ノ電長谷駅の手前を曲がります。この辺は鎌倉の代名詞とも言える「鎌倉大仏」もありますので、かなり多くの観光客が来ていて、ごった返していました。

長谷寺

736年開創の鎌倉有数の古刹です。


こちらにもこちらにもよく手入れされた苔の庭園がありました。


地蔵堂付近にはかなりの数のお地蔵さんが祀られていました。


本堂、本尊は十一面観世音菩薩像。木彫仏としては日本最大級(高さ9.18m)の尊像です。かなりの大きさに圧倒されました。

見晴台から鎌倉の海を見る事ができます。今日は気持ちいブルーです。



葉山方面も見通せます。


沖のヨットも気持ち良さそうです。

この後は長谷駅から鎌倉駅まで江ノ電を利用しましたが、かなりラッシュ状態。それでも3駅目ですので何とか耐えられました。
鎌倉について藤沢方面に行くホームを見ますと長蛇の列、ホームに上がるだけで長い待機列ができていました。
ゴールデンウィーク恐るべしです。

コヤチンたちは早々に江ノ電大混雑の情報を得ていましたので、横須賀線経由を選択しました。
できれば江ノ電から初夏の海を眺めて見たかったのですが次回に期待したいと思います。

という事で疲労に満ちて沼津に戻って来ました。
でもゴールデンウィークの一日、充実した一日を過ごせたと思います。

高遠(長野県)でお花見

2024-04-14 21:53:19 | 旅行
今日は妻と花見に出かけました。
この時期に花見ができるスポットはちょっと北の方角に行かなくてはいけません。桜の名所として全国的に知られています長野県高遠に行ってきました。

浜松を5時に出発、東名、東海環状自動車道、中央自動車道経由で走って行きました。
長野県に入ると沿道に桜が目立ってきます。浜松付近では終盤になってしまった桜もこのあたりではすこぶる元気でした。

駒ヶ岳SAにも良い感じの桜が咲いていました。

伊那ICを降りて高遠に向かいますが、道は全然混んでいません。確か満開の情報を聞いていたのですが間違えだったのでしょうか。
しかし高遠の街に入って高遠城址公園に近づくと突然渋滞してしまいました。会場近くの駐車場の混雑は知っていましたので、少し離れた無料駐車場に停めることにしました。
時刻は8時30分頃です。まだこの時間は無料駐車場も空いていました。

駐車場から高遠城に向かう途中中央アルプスがが見渡せました。付近の桜も満開です。

坂道と階段を登って会場に行きますが、坂と階段が苦手な妻は既に疲れてしまっています。

途中「進徳館」という藩校跡がありましたのでちょっと寄り道。

さていよいよこの後入場。
樹齢約130年の古木20本、50年以上のもの500本、30年以上のもの300本、若木を入れて約1,500本の桜の木があります。



この上ない満開で桜が咲き乱れていました。
高遠城址公園に来たのは5回目位ですが、今までで最高の満開です。




タカトオコヒカンザクラの若返り。樹勢が衰えた老木を若返りの方法で蘇らせたものです。

撮影の人気スポットは桜と中央アルプスのコラボです。






太鼓櫓


まだまだ見所のある園内を散策しました。








この後直ぐ側にある「絵島囲い屋敷」に行ってみました。

高遠湖も眺められます。
江戸時代に起こった、世に言う「絵島事件」の絵島が、大奥から流されたのがここ高遠の地であり、この囲み屋敷は、昭和42年に、当時の資料をもとに復元されたものです。



さくらまつりの入園券で囲い屋敷の見学が無料でした。


公園の周りも満開の桜に包まれていました。

この後杖突峠を越えて諏訪に入ります。

杖突峠からは八ヶ岳や諏訪盆地が一望できました。

諏訪市に入って諏訪湖畔の間欠泉センターに行きましたが、「令和4年3月から高い噴出が見られなくなっています(原因は不明です)」という内容の注意書きが貼ってありました。
残念でした。

今はこれだけです。


諏訪湖を暫く眺めていました。


諏訪湖畔も桜が満開となっていました。

歩いて数分の片倉館に行ってみます。

片倉館は、大正から昭和の初期に日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する(財)片倉館が1929年(昭和4年)に設立されました。
この建物重要文化財に指定されています。


窓からもレトロな感じが伝わります。


壁に熊のレリーフがありました。

この後は帰途につきましたが高遠周辺は高遠城に限らず随所に満開の桜を見る事ができました。
諏訪湖畔でもソメイヨシノを堪能できましたし大変満足して帰って来ました。
桜はジャストなタイミングって運が必要ですね。

寒くて強風の中、南伊豆行きました。

2023-12-17 20:26:21 | 旅行
今日は寒風が吹き荒れる中南伊豆に一人旅してきました。
日頃伊豆は仕事で行きますが、南伊豆町は行く事がありませんので数年ぶりに訪ねてみました。

昨日の温かさと正反対の寒い日となりました。更には風が強い。
沼津でも風が音を立てて吹きまくっています。

しかしお天気は素晴らしいです。沼津から富士山がクッキリと見えていました。
沼津から海沿いの道を走ると強風に乗って潮が車に被さってきます。フロントガラスはいつのまにか真っ白になってしまいます。
道中修善寺からも土肥からも綺麗な富士山が眺められました。

松崎から海沿いを走ってこちらも以前来た事がある雲見で車を止めて海越しの富士山を見てみました。

以前来た時は雲が掛かっていましたが、今日は良好な眺めです。

更に南下、途中で石部棚田方面に寄り道。

シーズンオフですので棚田がよく確認できません。棚田展望台も完備されています。もう一度訪れたいです。

石廊崎にかなり近づいたあいあい岬

この下はヒリゾ浜。


男性的な風景を堪能したいのですが、風が強いので体を煽られてしまいます。

石廊崎の駐車場は以前は漁港に停めて歩きましたが、最近は石廊崎オーシャンパークという施設ができてそちらに停めることができます。
しかし駐車料金は200円高いです。石廊崎灯台には圧倒的に近いので仕方ないですね。

歩き始めてすぐ石廊崎灯台が見えています。


石室神社(いろうじんじゃ)の鳥居が現れます。




参道沿いに石廊崎灯台。日本の灯台50選にも選ばれています。


遠くに伊豆大島も見えています。


岩に嵌め込まれたような石室神社。海上安全、商売繁盛、学業成就にご利益があります。


海に突き出たような場所に熊野神社。縁結びの神です。


この絶壁の先端にあります。

この後下田方面に向かいます。
途中弓ヶ浜に寄ってきました。日本の渚百選にも選ばれています。



名前の通り弓形をした綺麗な渚です。

下田に入ってまどが浜海遊公園に車を置いて歴史の一片を見てきました。

公園から歩いて10分程、弁天島という小さな島があります。
ここで有名なのは吉田松陰が弟子の金子重之輔とペリーの旗艦ポ-ハタン号に小舟で近づき乗船した場所です。


碑も立っています。


地層も約100万年前に海底火山から出た火山灰が波によって運ばれた地層という事です。


この先に「ハリスの小径」という遊歩道もあります。(今回は行きませんでした)


玉泉寺、ハリスが日本で最初の領事館を開いた場所です。


玉泉寺本殿。


隣の三島神社前に吉田松陰像がありました。

車に戻って最後のスポット白濱神社に行きます。
白浜海岸の北の端にあります。

朱塗りの橋の先に鳥居があります。




御神木 薬師の柏槙


白龍の柏槙


拝殿。


少し階段を登ったところに本殿があります。

神社の裏の海に出た海岸に鳥居が建てられています。

海岸入り口に一つ鳥居があります。ここから入っていきます。


白浜海岸が一望ですが、強風のため砂が舞っています。


岩の上に赤鳥居が立っています。




鳥居の先に伊豆大島が浮かんでいるのも絵になります。

強風と寒さと戦いながら予定を終えて沼津に帰ってきました。夕方になっても富士山は全景を見せてくれていました。
車は思いっきり塩をかぶっていますので沼津に戻ってから洗車して帰りました。

仕事でなく伊豆を巡って何か新鮮な感じでした。




モネの池(岐阜県関市)と、うだつの上がる町並み(岐阜県美濃市)。

2023-11-19 20:40:38 | 旅行
妻と岐阜方面を小旅行してきました。
昨日までというより今日出発して途中までは郡上八幡に行くつもりでした。しかし昨日の冷え込みで奥美濃方面は雪が降った模様です。
積雪状況はハッキリしませんが高速での気象情報で郡上八幡ー白川郷滑り止めが必要とのことですので大事を取って関市の「モネの池」と美濃市の「うだつの町並み」に変更しました。

東海環状自動車道の関広見ICで降りて約1時間、途中寺尾ヶ原千本桜公園というところを通りましたが、名前の通りかなりの桜が植えてありました。春にもう一度来たいですね。
どんどん標高が高くなって周りに雪が降った跡が見えてきました。ちょっとタイヤが心配だと思った頃到着。車の外気温計は4℃をさしていました。
駐車場から徒歩約3、4分といったところでしょうか人が集まっていますので直ぐに分りました。

かなり水が澄んでいました。ちょっと周りが寒いので寒々した色です。
本来この池は根道神社の貯水池でしたが、地元の人々が魅力的な場所にしようと、池の周りを整備して睡蓮を植えたところ、「クロード・モネの名画『睡蓮』に似て美しい!」とSNSでバズって有名になりました。
今では観光スポットになっています。








鯉が橋の下に隠れてなかなか出てきてくれませんでした。鯉も寒かったのでしょうか。


周りの山にごま塩を掛けたように雪の跡が見えました。

モネの池から山を下って美濃市の「うだつの上がる町並み」を目指しました。
うだつの町並みに行く前に寄ってみたいスポットがあります。
旧名鉄美濃線の美濃駅跡です。現在は廃止されてしまった路線ですが、コヤチンが大学4年の時にこの駅まで美濃線に乗ってきました。その時はこの駅の風情を味わう暇も無く、ここから少し離れた越美南線(現、長良川鉄道)の美濃市駅まで乗り継ぎの都合上走って行った思い出があります。

駅舎が残っています。。


当時の名鉄車両3台が展示保存されていました。


ちょっと遠い思い出に浸ってみました。

うだつの上がる町並みはここからほど近い場所にあります。
駐車場に車を停めて散策します。

国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。
「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、裕福な家しか「うだつ」を造ることができなかったため、庶民の願望から「うだつを上げる・うだつが上がらない」の言葉もできました。


レトロな看板も良いですね。

小坂家

国指定重要文化財の「小坂家」。安永初期(1772年から81年)につくられた造り酒屋です。








散策しながら途中で五平餅と団子を頂きました。


大石家。

旧今井家

旧今井家。庄屋兼和紙問屋でした。


今井家。明かり取り3mあります。




庭に水琴窟、心安まる音を奏でていました。

散策を続けます。

こんな路地の風景良いですね。



小倉山展望台
うだつの上がる町並み散策を終えて市内を一望できる小倉山展望台に登ってみました。
かつてはここに小倉山城という城が建っていました。小倉山城は1600年関ケ原の戦いの際に徳川家康率いる東軍として参戦した戦国武将金森長近が隠居のために築いた城です。隠居を目的とした城であったため、頂上ではなく山麓に城館が作られました。現在は石垣や竪堀が残っています。

こんなお城風な展望台です。


眼下に清流長良川。


美濃市街。

美濃橋
最後のスポットは小倉山の下、長良川に架かる国指定重要文化財「美濃橋」です。

現存する日本最古の近代吊り橋大正5年に竣工されたこの吊り橋は、日本最大級の支間を実現した吊り橋として、歴史的価値の高い近代建造物です。



美濃橋の少し先に上有知湊=こうずちみなと(川湊灯台)かわみなととうだい
があります。

江戸時代に物資運送の玄関口として湊が築かれました。江戸時代から明治時代までこの地方の物流と交通の中心として栄えた場所です。高さ9メートルの灯台は今も夜に灯りが入り、昔の姿をとどめています。

最初郡上八幡に行く予定でしたので、予習はほとんどしていませんでしたので見落としも多分にあると思います。
しかし昼頃から陽気も良くなってくれて美濃市の散策は快適にできました。

郡上八幡はもう少し暖かい時期に行ってみたいと思います。
残念なのは紅葉が今年は天候不順で綺麗に見られなかった事でしょうか。来年また期待したいと思います。

お茶の産地を巡ってきました。

2023-10-22 22:53:52 | 旅行
秋晴れの日曜日となりました。
外に出て空を見上げますと雲ひとつ無い青空が広がっています。こんな日はどこかに出かけたくなります。
それ程遠くない場所で行った事の無いふじのくに茶の都ミュージアムに行ってみようと思って妻と出かけました。

国道1号線を東に走り島田市に入ります。ミュージアムに行く前に2020年にできた大井川鐵道の新駅「門出駅」に行ってみました。妻は一度来た事があるようですがコヤチンは初めてでした。
駅と道を挟んで農産物直売所やレストランなどで構成される「KADODE OOIGAWA」があって早い時間ですが多くの方が買い物に来ていました。



門出駅、おめでたいネーミングです。


SL(C11)が保存されています。


多くの方々が朝から買い物に来ていました。
この他川根の名産を売るショップやレストランもあります。

門出駅から1駅金谷寄りに戻ったところに合格駅があります。この駅は五和駅(ごかえき)だったのですが、門出駅誕生の際に合格駅に改名されました。合格と門出という縁起の良いネーミングです。





受験生には評判良いでしょうね。

この後は「ふじのくに茶の都ミュージアム」に行きます。
金谷から牧之原台地を登ったところにあります。途中眼下に大井川と金谷の町がパノラマ的に見えてきます。ここを走る楽しみです。
かつていった事のある「牧之原公園」の近くにあります。

かつては「島田市お茶の郷」でしたが改装して「ふじのくに茶の都ミュージアム」となっています。


お茶に関する資料や茶器また製茶の機械などが展示されていたり、世界の茶館を復元して展示されたりしています。


牧之原大茶園展望テラス。広がる牧之原台地の茶畑が展望できます。


反対側は大井川を眼下に望めます。今日は残念ながら富士山は雲の中でしたので見る事ができません。


直ぐ下には日本庭園が設けられています。
では下に降りて日本庭園を散策してみます。

小堀遠州が手がけた庭園を復元しています。


八橋。


急須のトピアリー



この後ショップでお土産を買って車に戻りました。

島田市内で食事をして浜松に帰る途中に掛川市にある「事任八幡宮」に寄ってみました。

清少納言が「枕草子」にも記載した「思いのままに願い事が叶う」神社として信仰されています。


楠の大木、この木を触ってきました。




本殿。


本殿の隣にご神木の杉が鎮座しています。


駐車場に向かう道にコスモスが優しく咲いていました。

秋の一日を気持ちいい空気を吸って過ごしてきました。