かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):ツノハシバミハミャクシロコブフシを群馬県で確認

2024年05月21日 | 虫えい(虫こぶ)

久しぶりに虫えい(虫こぶ)ネタ・・・1年8か月ぶりだな!

以前、軽井沢町千ヶ滝で初めてお目にかかったツノハシバミハミャクシロコブフシを群馬県で確認した! (↑)葉表・・・

この虫えい(虫こぶ)は今まで確認されたのが青森県・福島県・新潟県・栃木県そして長野県(私が2021年確認)で図鑑には載っていないものなんだ! (↓)葉裏・・・ 

葉脈に沿って葉の表裏に不定形のこぶ状の虫えい(虫こぶ)が作られる。

切断してみると乳白色のタマバエの幼虫が数匹確認できた・・・ハシバミミジンタマバエと云われているけれど成虫を見ないと分からないらしい!

わ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_6155

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虫えい(虫こぶ):イヌホウズキの虫こぶ?

2023年07月30日 | 虫えい(虫こぶ)

最近は至る所にイヌホオズキ(多分アメリカイヌホオズキ?)が生えている。 鳥が種子を運ぶのか? 我が家でも畑や路地など色々な場所に生えている。

最近、気が付いたのだけど先端部分の葉が縮れ葉裏側に巻き込んだ虫えい(虫こぶ)状のものが彼方此方で見られるようになった!

敢えて名前を付ければ「イヌホオズキ ハ チヂミ フシ」かな・・・

この葉が縮れたイヌホオズキに近づくと急にアリが激しく動き回り、よく見ると隙間からアブラムシが沢山いるのが見えた!

アリはこのアブラムシの排せつ物の恩恵を得ているようで、アブラムシを守ろうとしているような行動だった!

アリを払いのけながら縮れ部分を摘み取って裏返してみたら、かなりの量のアブラムシが居た!

色々、調べたら比較的新しく(1980年以降)侵入してきたイヌホオズキクロアブラムシらしいのだけど、文献が少なくてよく分からなかった・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5838話目

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虫えい(虫こぶ):ヤナギシントメハナガタフシ&イヌコリヤナギハアカコブフシ

2023年07月18日 | 虫えい(虫こぶ)

久しぶりに虫こぶ写ん歩・・・

FBFのKさんから虫えい(虫こぶ)の画像が送られてきたのでイヌコリヤナギハアカコブフシと回答したのだけど、コレクションに良い画像が無かったので撮影に行ってきた!

撮影に行ったイヌコリヤナギではヤナギシントメハナガタフシとイヌコリヤナギハアカコブフシが並んで形成されていた・・・

ヤナギシントメハナガタフシ(タマバエ)は未だ出来始めで小さかったけど緑のバラの花のようだね!

イヌコリヤナギハアカコブフシはコブハバチの1種によって作られる・・・

かわ遊び・やま遊び雑記(since2009.2.15)_5826話目

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高原で虫えい(虫こぶ)写ん歩

2022年09月15日 | 虫えい(虫こぶ)

蝶の楽園を訪れたついでに高原で虫えい(虫こぶ)写ん歩・・・

2010年に群馬県で初めて見つけられたシシウドミフクレフシ(タマバエ)を確認・・・長野県では初確認だった! と云うか日本で2県目!

何処にでも見られると思っていたヤナギシントメハナガタフシ(タマバエ)・・・

青森・岩手・秋田・新潟・愛知・岐阜・和歌山・群馬で確認らしいから、これも長野県初確認なのかな?

コアカソミトゲフシ(タマバエ)も確認・・・

ミズナラメコガタニセハナフシ(タマバチ)も健在だった・・・

クマヤナギハフクロフシ(キジラミ)は至る所に出現していた・・・

ナギナタコウジュの葉が縮んだナギナタコウジュハチヂミフシ(タマワタムシ)・・・

ハクウンボクに出来た虫えい(虫こぶ)・・・菌えいらしいけど命名されていないんだ!

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シラヤマギクハナフクレフシ(長野県初見)

2022年09月01日 | 虫えい(虫こぶ)

8月初めシキンカラマツの撮影に行った時に見つけたシラヤマギクハナフクレフシの記事を書き忘れていたので今頃アップ!

(↓)この虫えい(虫こぶ)は2018年に榛名山沼の原で群馬県初の確認をしているのだけど長野県は今回が初かも・・・他は青森と山形だけらしい!

シラヤマギクの花が不整形に肥大する虫えい(虫こぶ)で、シラヤマギクハナタマバエが形成する。

8月下旬から9月上旬に成熟して3齢幼虫が地上に落下するが生態の詳細は不明らしい。

虫えいを切断してみた・・・小花ごとに虫えい室が作られていて乳白色の幼虫が入っている!

「長野県では初見かな?」と、虫えい同好会に投稿したら「そのとおり!」と湯川教授から回答があった!

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虫えい(虫こぶ):クコハフクレフシ・・・180種目

2021年12月21日 | 虫えい(虫こぶ)

冬芽と葉痕ネタを探してお写ん歩していたら本ブログに未掲載の虫えい(虫こぶ)を見つけた!

ナス科クコ属の落葉低木(葉が寒くなっても残っているので半常緑ともいわれる)のクコの葉に1~5mmの饅頭型に膨れた虫えい(虫こぶ)が見られた!

形成主のクコフシダニが葉の組織内に寄生して作られたフシダニえい・・・(↓)葉表

(↓)葉裏・・・表裏共に膨れて、初期は緑色、晩期には赤紫色をおびる!

虫えい内には虫えい壁から細胞が内部に伸びて不規則な柔毛状突起になってその中にフシダニが生息するらしいけど、この画像じゃ分からないね!

 

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虫えい(虫こぶ):ミズナラメウロコタマフシ・・・179種目

2021年10月12日 | 虫えい(虫こぶ)

10日の玉原高原の自然観察指導員研修会で私的に初見のミズナラメウロコタマフシ(本ブログ掲載179種類目)を見ることが出来た!

ミズナラメウロコタマフシはミズナラメウロコタマバチによって頂芽や側芽に作られる鱗片の大きい球形~楕円体の虫えい(虫こぶ)・・・

(↓)は頂芽に出来たミズナラメウロコタマフシ・・・右下にナラハヒラタマルタママフシが写っているけど2種類が同時に見られた!

虫えい(虫こぶ)の幼虫室は1室1幼虫・・・「えい」は9~10月に出現して晩秋までに落下し地表の虫えい内で越冬するらしいが詳細は不明!

(↓)は枝先に近い側芽に出来たミズナラメウロコタマフシ・・・

 

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虫えい(虫こぶ):コアカソミトゲフシ・・・178種目

2021年09月06日 | 虫えい(虫こぶ)

最近は虫こぶ探しの名人(笑)になったFBFのKさんから情報を戴いて雨の中をコアカソミトゲフシの観察に行ってきた!

1枚目はニコンのデジイチ、2枚目以降はスマホ(ギャラクシー)で撮ったもの・・・同じものでも随分と変わるものだな!

本来は3~4mmほどの球形の果実集合体がタマバエの一種によって虫えい(虫こぶ)が形成され1cm以上に肥大している!

大小二つの虫えいが合着したものを切断してみた・・・果実の集合体が栗のイガ状になっているのでトゲフシなんだね!

基本的に一室一幼虫の楕円形の幼虫室が作られ乳白色の幼虫が入っていた!

9月下旬から10月中旬には3齢に達して地上に落下し越冬するらしい・・・本ブログ掲載178種類目

 

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虫えい(虫こぶ):ナラエダムレタマフシ・・・177種類目

2021年08月29日 | 虫えい(虫こぶ)

またまたFBFのKさんに情報を貰ったので峠を越えて虫えい(虫こぶ)写ん歩に行ってきた!

コナラの当年生枝に多数の虫えい(虫こぶ)が集合して出来るナラエダムレタマフシで形成主はナラエダムレタマバチ・・・当ブログ掲載177種類目

虫えいは楕円体だが群生するので変形したり成長に差が出て大小が有ったりする。 虫えい(虫こぶ)が作られる枝は正常な枝より太くなっている!

虫えい(虫こぶ)から何かの液が出ているのか? 水滴が付いていてカメムシやアリ、ハエが訪れていた・・・

一枝戴いてきて詳しく観察、そして切断してみた! 

大きいもので長径6mm、短径5mmほどで室壁は厚く硬くて1室1幼虫・・・乳白色の幼虫が入っていた。

この虫えい(虫こぶ)は単性世代で春と夏~秋に出現期が分かれ夏~秋の出現は20日ほどで落下して虫えい(虫こぶ)内で成長する。

落花した虫えいから単性世代の雌が早春に出現しナラ類の芽に両性世代の卵を産み付けるのだそうだ。

その卵は4月に孵化し葉柄部に虫えい(虫こぶ)を作ってナラハグキコブフシとなる。 (↓)2013年6月にコナラの葉で撮影したもの・・・

ナラハグキコブフシは両性世代の虫えい(虫こぶ)で初夏に成虫が出現して単性世代の卵を成長盛んな枝に産み付ける!

この虫えい(虫こぶ)は非常に複雑な生活史を持っているらしい・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ナラハスジコタマフシ・・・176種類目

2021年08月25日 | 虫えい(虫こぶ)

FBFのKさんから不明虫えい(虫こぶ)として送られてきた画像がナラハスジコタマフシの様だったので確認しに行ってきた!

ナラハスジコタマフシはナラハスジコタマバチによってコナラやミズナラの葉の中肋上に形成される単性世代の虫えい(虫こぶ)・・・

形状は3mm~4mmくらいの球形または楕円体で表面は光沢が有って、黄白色や淡緑色を呈している!

不整形や褐色を帯びるものは同居蜂の加害を受けたもの(↓左)・・・

虫えい室は1室1虫・・・切断してみたけれど幼虫は確認できなかった!

成熟した虫えい(虫こぶ)は幼虫が入ったまま落下し晩秋から冬期に成虫が出現してナラ類の芽に両性世代の卵を産み付ける!

両性世代の虫えいは展葉期に見られナラワカメコフクレタマフシと呼ばれるが小さくて探すのが困難らしい・・・

 

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虫えい(虫こぶ):ヘクソカズラツボミホソフシ・・・175種目

2021年08月18日 | 虫えい(虫こぶ)

ヘクソカズラを見ると必ず探していた虫えい(虫こぶ)のヘクソカズラツボミホソフシにやっと回り逢えた! 当ブログ掲載175種類目

河岸段丘の高台から碓氷川を見渡せる場所が有って散歩がてら川見に行った時にフェンスに絡みついたヘクソカズラに作られていた。

探し回っている時にはなかなか見つからないで、ひょんな時に見つかったりするんだよなぁ~

この虫えいはヨウシュヤマゴボウミフクレフシ(↓:ハリオタマバエの一種)からヘクソカズラに寄主転換して作られることが分かってきたんだ!

ヘクソカズラツボミホソフシは日本原色虫えい図鑑に記載されていて、形成主はヘクソカズラツボミタマバエだけど、その生活史は不明だった!

その後の研究で、ヘクソカズラツボミホソフシから寄主転換して(↓)キヅタミフクレフシを作って越冬し、夏にヨウシュヤマゴボウに移動することが分かってきた!

キヅタ(越冬)→ヨウシュヤマゴボウ→ヘクソカズラと三種類の植物を渡り歩いて生活しているんだね!

ヘクソカズラツボミホソフシは蕾の基部(子房の部分)が不規則に膨れ淡い紅色を帯びる。

正常の蕾の子房は小さく緑色だし、花が終わった正常の子房(↓)は整った楕円形で緑色をしているから虫えい(虫こぶ)との違いが分かるよね!

虫えいを切断すると虫えい室が作られていた。 一室1匹の幼虫が入っていると書いてあるけど確認できなかった!

 

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虫えい(虫こぶ):ハルニレハマキフシ・・・174種類目

2021年07月10日 | 虫えい(虫こぶ)

長野県で初見のウチワドコロハマルフシの撮影に行った時にすぐ傍にハルニレの葉が巻かれた虫えい(虫こぶ)が有った・・・

この時はウチワドコロハマルフシに気が行っていて撮影だけでスルー・・・

他の場所にも有ったけど、手の届く範囲では無かったので望遠で撮影!

家に帰って日本原色虫えい図鑑で調べるとハルニレハマキフシのようだ・・・当ブログ掲載174種類目

ハルニレハマキフシはハルニレワタムシによってハルニレの葉が裏側に巻かれたもので、近似種が他に2種類あるらしい・・・

(↓)徒長枝で葉が重鋸歯になっていたのでハルニレとは思わなかったのだけど再度確認しに行ったらハルニレだった!

そのハルニレの葉に作られていた虫えい(虫こぶ)は葉を巻くというよりも縮んでいる感じ・・・

(↑)最初の2枚と少し形態が違った虫えい(虫こぶ)だったので葉を広げて撮影してみた!

アブラムシに詳しい研究者の方に問い合わせるとハルニレにハマキフシを作るワタムシは角状管が発達しないけど、画像のアブラムシは角状管が発達しているのでワタムシではなくアブラムシ類で、最初に形成された虫えいを再利用しているのかもしれないとの回答を戴いた!

ワタムシやアブラムシの仲間は難しいね・・・

数日後に同じものを再度撮影してみたけど、かなり縮んでいた・・・これはハマキフシと云うよりもハチヂミフシというような形態だな!

 

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虫えい(虫こぶ):バラハタマフシ・・・173種類目

2021年06月30日 | 虫えい(虫こぶ)

FBFのHさんがアップしていた画像の中にバラハタマフシが有ったので場所をお聞きして撮影しに行ってきた!

バラハタマフシはノイバラなど葉にバラハタマバチによって作られる黄白色や緑白色・時に桃赤色の球形の虫えい(虫こぶ)なんだ・・・

主に葉裏(時には葉表)の葉脈に沿って作られ、大きいもので直径9~10mmにもなる。

虫えい(虫こぶ)の作られた葉を一つ戴いてきて家でじっくりと観察し、切断してみた・・・表面は平滑に見えるけれど小さな刺状の突起が作られていた。 

(↓)左側下の小さいものは各状突起が発達して金平糖のようで、これは切断してみたら他の寄生者の攻撃を受けたのか中には何もいなかった!

右側の大きいものを切断したら虫えい室が幾つもあって小さな白い幼虫が蠢いていた・・・

左側の大きいものを切断しても虫えい室が幾つかあって先端が茶褐色に染まった少し大きめの幼虫が蠢いていた・・・

バラハタマバチは虫えい(虫こぶ)の中央に丸い幼虫室があって1匹の幼虫が居るはずなので、これらは同居蜂に加害されてしまったもののようだ!

同居蜂に加害されたものは虫室壁が厚く木質化して幼虫室が幾つにも分かれているらしい・・・確かに虫えい(虫こぶ)を切断するときに堅かったな!

そして、たまたま日曜日に碓氷川での鮎釣り大会に参加している時に階段下のノイバラに赤みのあるバラハタマフシを見つけた!

その下の地面に赤い虫えい(虫こぶ)が落下していたので、葉に付いているものと落下したものをサンプルとして戴いてきた!

落下した物を切断すると一つの幼虫室が作られ1匹のバラハタマバチの幼虫が居た! 6月中旬~8月に落下し2~3月に蛹化するものが多いらしい!

もう一つの虫えい(虫こぶ)も1室1幼虫で、同居蜂や寄生蜂に加害されていなかった・・・

バラハタマバチは雄の出現が極端に少なく、雌だけの単為生殖でも産卵して虫えい(虫こぶ)を形成するようになってきているらしい!

 

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虫えい(虫こぶ):カマツカハマキフシ・・・172種類目

2021年06月24日 | 虫えい(虫こぶ)

先日の虫こぶ写ん歩で何種類かの虫えい(虫こぶ)を観察することが出来て、私的には新たなコレクションが増えた。

その一つがカマツカハマキフシ(形成主:カマツカハマキワタムシ)で当ブログ掲載172種類目になった!

カマツカの葉が巻きこまれて白色~黄色味を帯びる。

巻き込まれた内側・・・

虫えいの内側にはワタムシの蝋物質がたくさん出され外側まではみ出しているものも見られた!

巻かれた部分を広げてみた・・・6月に二次寄主(カラマツの根)移住すると云うので、既に有翅虫は見られなかった!

この付近はカマツカが多く分布し、カラマツの自生も有るので生態環が出来上がっているのだね!

 

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虫えい(虫こぶ):ウチワドコロハマルフシを長野県で初確認か?

2021年06月23日 | 虫えい(虫こぶ)

FBFのK岡さんから送られてきた画像を見て「ウチワドコロハマルフシだな・・・長野県にも有ったんだ!」と云うことで、さっそく確認しに行ってきた!

昨年も虫えい(虫こぶ)を探しながら歩いていた場所だったのだけど、その時は気が付かなかった・・・

ウチワドコロハマルフシはウチワドコロタマバエによって作られる球形の虫えい(虫こぶ)なんだけど生態は不明・・・(↓)葉表

この虫えい(虫こぶ)は青森県・岩手県・秋田県・山形県・群馬県で確認されていて長野県は今回が初めてじゃないかな? (↓)葉裏

葉だけじゃなくて茎(蔓)にも作られていた!

この周辺ではウチワドコロが生えていればほとんどの場所で確認できたので広範囲に分布しているようだ! (↓)かなり成熟してきているね・・・

 

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