Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

鉢植えのホトトギス(1) 「タカクマホトトギス」

2022-10-31 | 山野草

ホトトギス」(杜鵑草)はユリ科の多年草で、
花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様に
似ている事から名付けられました。

 
東アジア原産で、
19種のうち日本に13種(10種は日本固有種)、所

山野の林下や崖や傾斜地など、日照の少ない所に自生します。
 
タカクマホトトギス」(高隈杜鵑)は黄花ホトトギるの亜種で、
九州大隅半島の湿った岩場に自生します。
 
夏は日陰で涼しく育てないと葉焼けし、異常な酷暑であった今夏、
8月には、茎先に蕾を着けたまま、葉の全てが枯れてしまいました。
 
花を諦めていたところ9月末になって、蕾が開いてきました。
花弁には小さな赤褐色の細点があります。
 

 
レモンイエローの清楚な花ですが、
玄関前に移動して陽にあたり、全開する前に閉じてしまいました。
  

 
来春の芽出しを祈るしかありません。


 

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庭の「ツユクサ」

2022-10-30 | 山野草

ツユクサ」(露草)は、ツユクサ科の1年草で、
朝咲いた花が午後には萎みます。
 
庭に勝手に生えてきたもの、一部を自然に任せています。
青い花は花径1.5~2cm、花弁は3枚で、上の2枚が青く大きい。
下の1枚は白く小さく目立ちません。
 
花後に雌しべを長い雄しべ2本がクルクル巻いて、自家受粉します。
 
花の青い色素は着いても容易に退色するので、
染め物の下絵を描くのに用いられたそうです。
 
青く美しい花、顔を連想させるような、造形の妙を感じます。
 

 

 
 
8月下旬の花です。
雌しべが1本、雄しべは6本ですが、長く伸びた2本が花粉を出し、
残り4本は黄色く目立つが花粉を出さない仮の雄しべです。 
 

 
蕾を保護する苞葉から、2花咲くものもあります。 
 

 

 
中には雌しべの無い花もあります。 
  

 

 
9月上旬の花、 
 

 
小さなホソヒラタアブがやって来ました。
 

 

 
 
  
9月中旬、草丈を伸ばしながら、繫茂し咲き続けます。 
 

 
1つの苞から、最初の花が咲き終え、
2個目の花が開いてきました。
 
 

 
同時に2個の花を咲かせるものもあります。
 

 
ミズヒキと共演する花も、 
 

  
9月下旬の花、 
 
 
 
花後の苞を、開けて見ました。
果実が2個着いているものもあります。
1個の果実に黒い4個の種子が入っていました。
 

 
花後種子が飛散する前に、数10cmに伸びた草体を抜き取りました。
勝手口を出た所で、貯水槽とコンクリート通路の間、
堆肥づくり用のコンポストを隠すように、ツユクサが群生しました。
 

 

 

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家庭菜園 2022(10)「サツマイモ」の栽培

2022-10-29 | 家庭菜園

サツマイモ」は、中央アメリカ原産(気温が高く雨が少ない)で、
やせ地でも育つ丈夫な野菜で、ヒルガオ科です。
 
毎年、近くの空き地(住宅跡地)で、1畝放任栽培しています。
品種は「ベニアズマ」です。 
  

 
 
5月下旬、HCで「挿し苗」を購入し、1畝に植え付けました。 
 

 
根付いて新葉を伸ばしてきましたが、
前年のこぼれ種から芽生えたコスモスが、繁茂してきました。
7月上旬です。
 

 
花を咲かせたコスモスが、大きくなって、雨風て倒れます。 
 

 

 
10月上旬、コスモスを一部残して処分しました。 
 

 
10月25日、端の1株を試し掘り、
例年のような丸い巨大イモが無くて、
我が家にはちょうど良いサイズです。
 
 

 
晴天続きの10月27日、残り全てを収穫しました。
 

 
左側の畝にはニンニクを植え、右側には長ネギを栽培中です。
 

 
丈夫な野菜なので、追肥も除草もせずに収穫です。
収穫したイモは2週間ほど追熟させてから、食べ始めます。

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庭の「タンジー」

2022-10-28 | 園芸草花

タンジー」はキク科の多年草で、ハーブの1種、
原産地はヨーロッパ~中央アジアです。
和名はヨモギギク、舌状花が無く、ヨモギに似た香りがあります。

玄関の右手前、リンゴの樹の脇に植えてあります。
草丈が130cm程に伸び、たくさんの黄花を咲かせ続けます。 
 

 
 
7月から咲いていて、画像は8月初めです。
シダに似た切れ込みのある緑の葉には香りがあり、
径1cm程の丸いボタンのような黄花が庭を明るく彩ります。  
 

 

 
9月下旬の花のアップ、傷ついたシジミチョウが休んでいます。 
 

 

 
富士リンゴが色付いてきた、10月上旬です。
 

 

 
10月中旬の花、
 

 

 

 
現在も名残り花が咲いています。 

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「ツリバナ」の花と実(2) 秋の果実

2022-10-27 | 実物樹木

ニシキギ科の落葉低木「ツリバナ」(吊り花)は、
別名がツリバナマユミで、花や実が垂れ下がります。
 
樹高は1~6mになる樹ですが、
7号深鉢植えで、樹高70cm程です。

 
 
 
 
5月に開花後、6月上旬の小さな緑果です。
 
  
 
8月上旬の果実、径1cm程の球形です。 
 

 

 
9月下旬、果実が少し色付き始めました。 
 

 

 
10月初め、熟した果実の果皮が5つに裂けて、
種子が顔を出してきました。 紅葉も進みます。
 

 

 
5日後の10月上旬、次々と果皮が裂開し、
朱色の仮種皮に包まれた5つの種子が、果皮の先端に着いています。
 

 

 
10月中旬の実成り姿です。 
 

 
長さ6mm程の朱色の種子が、良く目立ちます。 
 

 

 

 
10月下旬、雨上がりの朝です。
紅葉した葉が落ち始め、一部落果した実もありますが、
この実成り姿がしばらく続きます。 
 

 

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