Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ヒマラヤユキノシタの花

2019-03-31 | 洋種山草

ヒマラヤユキノシタ」はユキノシタ科でヒマラヤ山脈原産です。
明治に渡来した常緑性多年草で、寒さに強く強健です。
 
( 自宅を処分して施設に入られた知人から、
記念にいただいた4種の庭草のうちの1つです。)
 
3月下旬、花茎を20~30cmほど伸ばして、 
明るいピンクの花を、長く咲かせます。 


 
自宅東側軒下などで、常緑で厚い楕円形の大きな葉を広げ、
太い根茎を横に伸ばして、ゆっくり増殖します。
 
 

 

 
花茎の先に、たくさんの小花をまとめて咲かせ、
中には、重さで花茎が倒れる花もあります。 
 

 
1つ1つの花は、花径2~3㎝、
5枚の花弁、雌しべ1個に雄しべ10個以上です。 
 

 
冬枯れの庭を明るくします。 
 

 

 
一部は秋にも開花しています。 

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鉢植えのコシノコバイモ 2019

2019-03-30 | 山野草

コシノコバイモ」はユリ科で、北陸中心に分布します。
雪融けとともに茎葉を伸ばして開花、初夏には地上部が枯れる
スプリング・エフェメラル(春の妖精、春植物)です。
 
植物の栽培を始めた〇十年前、
高校卒業まで暮らした、故郷魚沼の山里から、カタクリ・春蘭と
一緒に
長岡に持ち帰り、鉢植えで毎年開花してきました。 
 
 茎頂の葉陰に、釣鐘型の花を下向きに1個つけます。 
 

 
2月上旬、玄関外の庇下で、芽を出してきました。 
 

 
2月下旬、白い蕾が見えてきます。 
 

 
3月初め、花茎数cmですが、開花も始まりました。 
 

 

 

 
3月10日です。 茎を伸ばしながら咲き揃ってきます。 
 

 
花径1㎝、長さ2㎝前後の釣鐘型の花、
葉は線形で5枚、茎頂に3枚輪生し、その下に2枚対生します。  
 

 
3月20日、鉢の片側で9輪の花が吊下りました。
( 一昨年まで鉢全体に増殖してたくさん開花しましたが、
長年植え替えてないので、昨年半減しました。) 
 

 
花弁は6枚で、緑色を帯びた白色で、縁に毛状突起があるのが特徴。 
 

 
3月25日です。 鉢の右側の小さい1枚葉は、
球根が充実すれば、翌年開花する可能性があります。

 

 
紫の斑点や突起が、内側にもあります。 
 

 
今日、3月30日、花弁が紫を帯びてくると花の終いです。
草丈は10㎝を超えてきました。 
 

 
花弁が散る時には、子房が膨らんで種子の形成が進んでいます。 
 



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庭のヒュウガミズキ

2019-03-29 | 花木

庭植えの「ヒュウガミズキ」(日向水木)は
マンサク科の落葉低木
で、庭に春の訪れを告げる花木です。
 
本州中部や近畿の日本海側に分布し、
庭植えしても小型なので、鉢植えに向いているようです。
 
竹支柱を立て、縄で縛った雪囲いの中で咲き始めていました。 
 

 
丸い蕾を膨らませ、細長く伸ばして開花です。 
 

 

 
雪囲いを解いた後の、3月23日です。 
 

 

 
翌24日朝には、6cm程の積雪がありましたが、
ダメージはほとんどありません。 
 

 
1つの蕾から、2~3個の小さい花の集合体として開花します。 
 

 
花弁も雄しべも黄色です。 
 

 

 
庭の北東隅、池作りのため盛り土した池の脇で、
小さな花を密に咲かせ、樹高は1m10cm程です。 
 

 

 
晴天の日は、明るい黄色を輝やかせ(上)、
昨日の曇天では、少し雰囲気を変えて(下画像)、 
 

 
雷雨で花弁を散らしながらも、
花数が多いので、もうしばらくは・・・。

 

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雪割草の花 2019(1)~桃覆輪の標準花

2019-03-28 | 山野草

雪割草」はキンポウゲ科のミスミソウスハマソウの園芸名。
新潟県を中心とする日本海側は、変種のオオミスミソウが分布し、
変異の幅が広く、様々な色・形が楽しめます。
 
長岡の西山丘陵も自生地で、実生も容易なため、
市内には雪割草を栽培する愛好家が、たくさんおられます。
 
手入れが行き届かなくなって、鉢数が少なくなった今年の花、
3月中旬に咲いて、散り終えた、桃色覆輪の標準花です。 
 

 
花弁のように見えるのは6~8枚のガク片ガクで、
白地に桃色の覆輪が入ります。 
 

 
雄しべ・雌しべとも正常な、標準花です。 
 

 
立ち上がって花を開いた花茎が横に倒れ、
現在は種子を結んでいます。
 
 

 

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冬に咲いた椿(4)~ 「西王母」

2019-03-27 | 花木

庭植えのツバキ「西王母」は秋に開花しましたが、
一部の蕾は冬も開花し、春まで咲きます。

竹縛りされた間から、3月に咲いた、一重筒咲きの中輪花です。
 

 
雪や寒風に耐えた蕾から、 
 

 
3月中旬の陽気で開き始め、
 

 
淡い桃色に薄紅のボカシが入る花です。
 

 

 
雪囲いを解かれた樹には、もう蕾は1個もありません。
 
板囲いの中で、鉢植えの「絞り西王母」が1輪だけ咲きました。
3月上旬、蕾の時に一部が傷つき、不完全な開花でしたが、
淡い絞りの美しさを感じさせます。
 

 
 
 
 

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