Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

遅咲きの「八丈アキノキリンソウ」

2018-12-31 | 山野草

山野草の鉢植えで一番遅く咲いたのが、八丈アキノキリンソウです。
大晦日の今日も、玄関先で残り花を咲かせています。
 
八丈島の固有種で、海岸の草原に自生し、

矮性種ですが、葉が厚く光沢があり、強健です。
  
11月上旬、1本の花茎が開花しました。 
 

 
夏場に葉が傷み、開花がさらに遅れたようです。 
 

 
11月半ば、2本目の花茎も開花、 
 

 

 

 
11月下旬、開花数が増えてきました。 
 

 
自生は草丈10~30㎝だそうですが、
4号平鉢で、長く作り込んだ鉢では、花茎5~6cm程です。
 
 

 

 
  
 
最初に咲いた花茎は、花が終わり始め、 
 

 
12月上旬の花、 
 

 
12月中旬には、咲いている花茎が1本だけになりました。 
 

 
( キク科のアキノキリンソウは全国の山地や丘陵に分布し、
草丈70~80cm程で、8~11月に黄花を咲かせます。
同属の帰化植物セイタカアワダチソウの進出などで?自生地は減少とか。)
 

 


 

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庭の紅黄葉2018(12)~モミジの黄葉

2018-12-30 | 庭の紅黄葉

庭木の紅黄葉、今年の最後を飾ったのは、このモミジの黄葉でした。
 

 

 
以前より庭に在った小型のモミジで、名称は不明です。
改築に伴う庭作りで、庭の南塀際に移植しました。
11月下旬、玄関の正面で、葉先に紅をまじえた黄葉が、
積雪前の冬庭を明るく照らしました。
 
 
4月中・下旬、黄緑色の新葉を展開し、赤い花穂を吊り下げました。
 
 

 

 
11月20日、日当たりの良い部分から、緑葉が黄色に変わって来ました。 
 

 
その4日後です。 
 

 

 
緑も残しながら、葉先を赤く染め、 
 

 
更にその3日後には、青空の下で黄金色に輝きました。 
 

 
11月末日です。 玄関から見て、
左の濃い緑はピラカンサ、右下は紅黄葉しない花梅の枝です。
 
 

 
塀の外、歩道から見ました。 左下はシモクレンの蕾です。 
 

 
落葉が進んだ、12月初めです。 
 

 

 

 
この後の降雪で一気に落葉し、雪吊りを施されて冬眠に入りました。

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家庭菜園2018(15)~「短形自然薯」の収穫

2018-12-30 | 家庭菜園

始めはHCで買った、「短形自然薯」の種イモで栽培し、
以後は、自家産の小芋や、ムカゴから出来た小芋を種イモにして、
短形だが、粘りが強くおいしい自然薯(ジネンジョ)を収穫します。
 
10月下旬、空き地畑で、葉が黄変し地上部が枯れた自然薯。
下の緑はサツマイモの葉です。(2か所のうち1つ)
 

 
11月中旬、掘り出した根茎です。 
げんこつ型なので、耕土の浅い畑で栽培が出来ます。
 

 
水洗いするとこんな形です。 左は、掘る時に下先が欠けました。
芽が着いている上部の細い部分は
切り取って、翌春植え付ける種イモとして使えます。

  

 
 
普通、5月上旬に種芋を植え付けますが、
昨年は収穫しないで放置しました。

大きなスズメガの幼虫(下画像)が大量発生し、
葉を殆んど食害されてしまったからです。

 

 
今年の自然薯は、収穫しなかった前年の根茎から芽を伸ばし、
7月に花や種を着けました。( 花弁がない?)
 

 

 
前年の根茎を栄養として使い尽くしたので、
新しいイモの形成のために、追肥をしました。

 
9月末には、たくさんのムカゴを着け、食用に、
また春に芽を出させて育てれば、種イモとして使えます。

 

 

 
ムカゴご飯です。 
 

 
自然薯は、摺り下ろしてトロロとして使うと、
粘りが強く、と濃厚な味わいです。 
他にも、ノリや肉を巻いて揚げたり、
サトイモなどと同じに使え、煮物も独特の味わいがあります。
 
 
 
 
 
( 今年はムカゴがたくさん付き過ぎて、
放置すると自然薯野原になってしまうので、
勝手に芽が出ないように拾い集めに苦労?しました。)

 

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庭の紅黄葉2018(11)~マンサクの黄葉

2018-12-29 | 庭の紅黄葉

鉢植えで育て、自宅西側軒下近くに植えたマンサクです。
 
11月下旬に黄葉し、大きな葉が、午後の陽射しに輝きました。
 

 

 
 
夏の緑葉が、11月半ばに黄色くなり始め、 
 

 
下旬には、一気に黄葉が進みました。 
 

 
上画像の3日後、透過光で見る明るい黄色の輝きです。 
 

 

 

 
既に来年の花蕾が出来ており、
2月の雪の中で開花し始めるでしょう。
 
 

 

 
今は多くの葉を落として、短い眠りに入りました。 
 

 
年々幹が太くなり、剪定して切りつめますが、
その後にまた枝を伸ばして、強勢です。
 

 
風呂場の窓から、季節の移り変わりが見え、
間もなく雪景色になります。

 

 

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落果した実物樹木(2)~姫リンゴなど3種

2018-12-29 | 実物樹木

今年の夏は、毎日のウォーキングを止めて、朝夕の水やりでした。
6リットルのジョウロで1鉢ずつ、
それでも水切れを起こした鉢がありました。
  
姫リンゴ」はバラ科の落葉低木です。
4月下旬、ピンクの蕾から、白い5弁化を開きました。 
 

 

 
小さな浅鉢植えで、枝ぶりも間延びしてしまいましたが、
10月上旬、残った果実は1個だけ、
酸味が強く生食には向きません。 
 

 
12月上旬、このまま雪囲いの中で眠りに入りました。 
 

 
 
オトコヨウゾメ」は、スイカズラ科での落葉低木です。
関東以南に分布する、日本固有種です。 
 

 
4月下旬の白花、下に吊下るように咲きました。 
 

 
10月上旬まで残った果実は、この1個だけでした。 
 

 
 
風鈴ガマズミ」もスイカズラ科ですが、中国原産の落葉低木です。
5月上旬の白花はたくさん咲いて、 
 

 

 
たくさん着いた果実ですが、8月に全て落果してしまいました。
葉は残っていたので、来年に期待しましょう。
 
( 参考に、昨年10月下旬の赤熟した果実です。
秋に垂れ下がって稔る様子を、風鈴に見立てた名前です。) 
 

 
 
( 他に、カマツカやナツハゼも、全く稔りなくシーズンを終えました。)
 

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