Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

クジャクサボテン 3種

2017-06-30 | 園芸草花

クジャクサボテン」は中南米が原産地で、熱帯雨林の樹上に着生
する
多肉植物です。 交配によって多くの園芸品種が生まれました。
 
手入れが出来ず開花できない鉢(黄花のツタンカーメンなど)もあり
ましたが、5月末から6月中旬にかけて咲いた3種です。
 
普通に多くみられる紅紫花、豪華大輪の熱帯の花という感じです。
 

 
品種名を知りませんが、最初に栽培し、葉挿しで世代交代してきました。 
 

 
草体は、茎が変形した葉状茎で、長く伸びるので支柱が必要です。 
 

 
 
次は「桜姫」という品種です。 
 

 
桃色地に白覆輪で、優しい雰囲気です。 
 

 

 
 
終いは、「藤娘」という品種です。 


 
濃い紅紫と白色の、バイカラーです。 
 

 
花芯部をアップ、雌しべとたくさんの雄しべです。 
 

 
花後は鉢を半日陰に置き、冬は無加温の納屋で殆ど灌水せずに越冬します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマボウシ(1)~サトミ

2017-06-29 | 花木

ヤマボウシはミズキ科の落葉高木です。
本州から九州の山地の谷筋などに自生し、基本種は白花です。
 
庭に、葉形花型花着きなどが異なる2本の紅花種を植えました。
その内の1本が「サトミ」という品種です。 
 
春に葉が展開した後、5月中旬の開花です。
枝先の葉も赤味を帯びていますが、紅葉が夏から始まります。
 
 

 

 
5月下旬、葉も花も丸みを帯びるのが、サトミの特徴です。 
 

 
花弁に見えるのは、4枚の総苞片で、
中心にある丸いぶつぶつの塊りが、花蕾です。
 
 

 

 
5月末、ふっくらとした大きめの花ですが、
毎年花数は少なく、これが本種の性質?
 
 

 
6月上旬、青空をバックに、下から陽に透かして見ました。 
 

 
6月上旬、花の中心部を見ますと、 本当の花が雌しべを中心にして
4枚の花弁と
4本の雄しべを付けて1個だけ開花中、
他は散って、子房が膨らみ集合果を作りつつありました。

 


この後、一斉に総苞片を散らし、長い花期を終えました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キョウガノコ(京鹿子)

2017-06-28 | 山野草

キョウガノコ」(京鹿子)はバラ科の多年草ですが、自生は見られず、
日本産の園芸品種? 名は京染の鹿の子絞りに似ていることから。
 
5月末、ピンクの小さな花を密生させて開花です。 
 

 
花茎を60cm程伸ばして、フワッと、 
 

 
6月上旬、玄関の手前で自宅の東南隅、洋シャクナゲとナンテンの間で、 
 

 
木漏れ日を受けながら、 
 

 
縞ススキや糸ススキに、取り囲まれています。 
 

 
ピンクの綿のような花と、切れ込みのある大きな緑葉、和の趣です。 
 

 
花のクローズアップは、遅くなって花弁が散り始めてしまいました。 
 

 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢植えの ミヤマキリシマツツジ(2)~「ミヤマ満月」

2017-06-27 | 花木

ミヤマ満月」という品種は、ミヤマキリシマツツジの交配種です。


 
幅広のふっくらした5枚の花弁、 
 

 
白地に赤紫の覆輪が入ります。 
 

 

 
5月下旬の花姿、花数はイマイチでしたが、 
 

 
お気に入りの鉢植えツツジです。 
 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢植えの ミヤマキリシマツツジ(1)~「藤懸」など

2017-06-26 | 花木

ミヤマキリシマツツジ」(深山霧島ツツジ)は九州各地の高山
に自生し、
樹姿と花が小さく、可憐なツツジです。
 
小鉢栽培で花が咲き、長く維持しています。

 
藤懸」という品種です。 5月中旬から6月上旬に咲きました。
 

 
大きな蕾のアップ、 
 

 
澄んだ藤色の花です。 
 

 
細かい枝を横に張り、小さな葉を密生させて、 
 

 
枝先に数輪まとめて咲かせます。葉が小さいので、花が大きく見えます。 
 

 
 
以下は、今年花数が少しだけの3種です。
 
白花の「白妙」です。
 
 

 
濃い紅花の「紅小町」です。 
 

 
彩の松阪」という品種、本来ならば絞り咲きが主体の咲き分け品種です。
鮮やかな紅紫花だけを咲かせました。 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする