「バイカカラマツ」(梅花唐松)は北米北東部原産の山野草で、
明るい樹林帯の林床に自生します。
草丈10数cmで、一重の花が梅に似ていて、花径2cm余りです。
咲き始めて数日後の、4月中旬の開花姿です。
その2日後、
4月下旬の花、
5月上旬、散り始めました。
夏~秋は休眠し、地下に球根が束上に集まり、先端に芽が着いています。
「春風」(シュンプウ)は、淡桃色一重の小輪花で、
甘い香りがします。
4月中旬の蕾から、
開花しました。
4月下旬の花です。
8号深鉢植えで、樹高70cm余り、
小輪ですが、たくさんの花が次々と咲きました。
玄関右手前に植えた紅白のハナミズキ、
白花種も紅花ほどではないが、花数が減りました。
4月中旬、開花してきました。
4枚の苞の開き始めは黄緑色です。
その翌日です。
4月下旬の花、
苞の色が純白になり、中心部で本来の花が開きます。
小さな4枚の花弁は黄色で、メシベ1、オシベ4本です。
4月末、花芯部の花、
樹の下方で、短い枝に咲いた花は、
苞が全開しないままで、花が開花しました。
現在は、苞も小さな花弁も散って、果実の形成に移ります。
「ハナミズキ」(花水木)は、ミズキ科の落葉高木で、
北米東部が原産地で、アメリカを代表する花木です。
玄関右手前に、紅白2種のハナミズキ苗木を植えました。
3月中旬、枝先に蕾を着けて越冬しました。
4月中旬、開花しました。
花弁に見えるのは、葉が変形した4枚の苞(ホウ)です。
中心の塊が花序で、小さな蕾が集まっています。
その翌日の花、
4月下旬の花です。
今年は花数が少なく、樹の下方には花がありません。
4月末には本来の花が開いてきました。
径5mm程の、目立たない花が集合しています。
この後、4枚の苞が次々に落ちて、花が終わりました。
これから秋に向かって果実の生育と色付き、
晩秋の紅葉へと楽しみは続きます。
「シャガ」(射干)はアヤメ科の常緑多年草で、
中国原産の帰化植物です。
根茎が横に這い群落を形成しますが、
3倍体のため、種子が出来ません。
町内の知人が自宅を処分し施設に入られた時、
いただいた株が殖えました。
自宅西側と北側の日照が少ない所です。
4月中旬の蕾、
4月20日の花、
4月下旬の花、
その4日後、
5月上旬の花、自宅北側の通路です。