おとろ日記

サンデー毎日な日々の生活を綴っています

散歩道も初夏の装い!・・・栴檀 山法師

2024年05月18日 06時05分21秒 | 

 散歩中に見られる景色も 日に日に初夏の様子が増してきました。
そんな中「双葉より芳し」で知られるあの木が 今年も控えながらも花を咲かせてくれていました。

 それは「栴檀(センダン)」で ここ数年かなり弱ってきて太い枝も剪定され 現在は限られた枝にしか花を付けないのです。

 

 

 頭巾を被った僧侶が名前の由来と言われる「山法師(ヤマボウシ)」も 真っ白な花を沢山咲かせてきました。

 

 花が終わった山桜も「サクランボ」を一杯付けています。

 

 野原に目を移すと 可憐な「マツバウンラン」があちこちに咲いています。

 

 「タンポポの綿毛」も まだまだ残っています。

 

 石垣に群生しているのは「源平小菊(ペラペラヨメナ)」という花のようです。
この花 ハルジオンの仲間の園芸品種で 花色が白から赤に変化する様を源平合戦の白旗・赤旗に見立ててこの名が付いたそうです。

 

 これから 梅雨を経て盛夏へと 季節はせわしなく移っていきますが・・・

 今年も いつもの場所に栴檀の花が見られて安心しました。

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平城宮跡で出会った野鳥達!・・・セッカ オオヨシキリ 

2024年05月16日 06時03分28秒 | 野鳥

 元明天皇展を見学した後 いつものように平城宮跡内を散策してみました。
この時期は 黄色い野花が草原を埋め尽くしているのですが おそらくブタバナでしょうね。

 

 少し背丈の高いススキやヨシの草原からは あちこちで大きな声の囀りが聞こえてきます。
中々姿を現しませんが 時々草の間から飛び出し素早く移動します。
 望遠レンズで探してみると見つかりましたが 「セッカ」のようです。

 

 口を大きく開けて「ヒッヒッヒッ」と鳴いているように聞こえます。

 

 別の場所にも見つかりました。

 

 そして セッカとよく似た色目ですが1.5倍程大きいのが「オオヨシキリ」です。
こちらもヨシ原等で鳴いていますが たまたま木に止まっているのを見つけました。

 

 「ギョギョシ ギョギョシ」とうるさい程の大声で鳴いてから 草原に隠れてしまいました。

 

 「イソヒヨドリ」の雌も登場しましたが 何やら虫を捕まて食事中でした。

 

 この時期の平城宮跡では ヒバリやコチドリも良く見られるのですが この日は遭遇せず!

 しかしながら 忙しく動き回るセッカやオオヨシキリが撮影できたのは良かったです。

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平城宮跡で奈良遷都の歴史に触れる!・・・元明天皇展

2024年05月14日 06時02分59秒 | お出かけ

 平城宮跡で「元明天皇展」が開催中とのことで訪れました。
元明天皇は藤原京から「平城京」に遷都された女帝で 和同開珎鋳造や古事記の編纂等の事業を成されています。

 

 開催場所である 朱雀門ひろばに到着しました。

 

 早速「平城宮いざない館」に入場すると 企画展示室前にパネルが立てかけられていました。

 

 室内には 元明天皇の生涯を紹介したイラストパネルや ゆかりの地の写真等が多数展示されています。
パネルを順に眺めていくと 奈良時代初期の歴史や天皇の系図が よく理解出来ると思われます。

 

 そして いざない館内通路には企画展示室周辺を中心に 企画展に関係する衣装展示が多数配置されていました。
まずは万葉衣装を着用した人形からです。

 

 正面には 元明天皇の孫である「聖武天皇」と妃である「光明皇后」の人形が・・・

 

 他にも こんな衣装や関連品も展示されています。

 

 今回の展示会を見学して 元明天皇の系図や女帝となられた背景 飛鳥時代末期から奈良時代初期の歴史の流れが理解できました。

 興味深い展示会に出向いて良かったです。

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5月初旬の奈良公園!・・・鹿 二月堂

2024年05月12日 06時02分51秒 | お出かけ

 今回の奈良公園訪問目的は 春日大社の藤と東大寺の聖武天皇祭でしたが 目的場所周辺の奈良公園内を散策しました。
この時期の奈良公園は 藤以外の花は少ないものの木々の新緑が清々しい季節です。

 まずは 春日大社から東大寺二月堂へと向かいました。

 

 「水谷茶屋」周辺の木々も 中々の美しさです。

 

 こちらは 一つだけ願い事を叶えてくださるという「一言主神社」です。

 

 下から見上げる 東大寺「二月堂」です。

 

 本堂回廊部分に多数設置されている 大きな「釣燈篭」も趣があります。

 

 回廊からは 大仏殿の大屋根や奈良市街が一望できます。

 

 奈良公園といえば「鹿」ですが 最近観光客が増加し おやつの「鹿せんべい」も潤沢に貰っているようです。

 

 こんな山野草も見つけました。
小さな花ではありますが 群生は珍しい「フタリシズカ」です。

 

 鉢植えではありますが「セッコク」のようです。

 

 春から夏へと向かう奈良公園も 良いですね。

 次回訪れる頃には 鹿の子模様が美しい小鹿が誕生していると思います。

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東大寺で日本古来の舞を観賞!・・・舞楽

2024年05月10日 06時03分15秒 | お出かけ

 聖武天皇祭の催し物の一つとして上演される「舞楽」を観賞しました。
これは 大仏殿内で行われる聖武天皇法要に合わせて 東大寺鏡池に特設された水上舞台にて舞を奉納するものです。

 

 「舞楽(ぶがく)」とは 雅楽の中で舞を伴うものを指し 楽器演奏のみのものは管弦と呼ぶそうです。
この日は4つの演目が上演されましたが なかなか難しい名前が付いています。

 まずは「振鉾(えんぶ)」からで 赤と緑の装束を身に着けた舞人が笛に合わせて鉾を振って舞います。

 

 こちらは 緑装束の舞人の演技です。

 

 次の演目は「迦陵頻(かりょうびん)」で 4人の童子が花をかざした王冠をいただき 鳥の羽を背に舞います。

 

 続いては「胡蝶(こちょう)」で 4人の童子が蝶の羽を背に 山吹をかざした王冠をつけ 手にも山吹を持ち舞います。
先の迦陵頻とは一対として演じられ蝶鳥とも言われるそうです。

 

 最後に演じられたのは「蘭陵王(らんりょうおう)」で 戦場に赴く時にはいつも恐ろしい面をつけ軍を指揮した故事に由来し・・・
舞人は金色の面をつけ 手には金色の桴(ばち)を持ち 雲龍をあらわした装束で舞います。

 

 一番前の良い席(無料ですが)で 珍しい舞楽を観賞することが出来大満足!

 ただし 演技時間の長さに加えて舞人の動きも結構激しく 日頃の鍛錬がないと演じきれないと思われました。

 また この日は良い天気でそこそこ暑い中 面や衣装を身にまとい舞っていただいた演者の皆様 ご苦労様でした。 

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東大寺で伝統的なイベントが!・・・聖武天皇祭

2024年05月08日 06時01分32秒 | お出かけ

 奈良の大仏を作られた聖武天皇の命日である5月2日 東大寺にて「聖武天皇祭」が執り行われました。
今年は即位されてから丁度1300年目に当たるそうで 大仏殿内で法要が行われ 多くの方が参拝に訪れられていました。

 

 大仏殿の中にも 聖武祭のノボリ旗が掲げられています。

 

 廻廊のモニュメントと アヤメや芝生越しの大仏殿の全景です。

 

 そしてこのイベントのメインは 様々な時代装束に身を包んだ約250人の行列による 華やかなパレードです。
市女笠(いちめがさ)を被った高貴な女性はこんな感じです。

 

 こちらの稚児装束のお子様は 東大寺幼稚園の園児さん達だそうです。

 

 僧兵に扮した人達や 日傘を差した本物の僧侶の方々も続きます。

 

 こちらは 舞楽に使われる太鼓でしょうか?

 

 この行列は大仏殿が終着点で 到着してから中に入り「聖武天皇慶讃法要」が執り行われます。

 奈良公園を訪れた日に たまたま珍しい時代行列に遭遇してラッキーでした。

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藤を訪ねて春日大社へ!・・・砂ずりの藤 萬葉植物園

2024年05月06日 06時02分59秒 | 

 今年は少し出遅れたかなと思いつつ 藤を訪ねて「春日大社」に出向きました。
南門手前の参道脇の「大楠」は いつものように堂々とした立住まいで石燈籠を見守っています。

 

 春日大社には 樹齢700年以上とも言われる有名な「砂ずりの藤」があり ピークは若干過ぎていましたが何とか間に合いました。

 

 朱色の社殿や釣り燈籠とのコラボが 藤を引き立たせます。

 

 続いて 春日大社の敷地内にあり日本最古の植物園(昭和7年開園)である「萬葉植物園」に廻りました。
ここには 藤の花としては20品種 約200本が豪華に咲き揃うのですが 入口で係りの方から終わりかけていますと告げられました。

 それでも まだまだ綺麗な遅咲き品種も多数残っていました。

 

 錦鯉が泳ぐ池の上にも藤棚があるのですが 鯉が中々良い場所に来てくれません。

 

 ぶどうの房に似た 多重咲き品種もあります。

 

 背後に溜まった散り落ちた花びらも 良い感じです。

 

 植物園の正門近くには 丸い窓が特徴的な建物で重要文化財である「円窓」があります。

 

 こちらは 池に浮かぶ「浮舞台」で 毎年5月5日の子供の日には「萬葉雅楽会」が催されます。
背後の老木は「臥竜のイチイガシ」と呼ばれる大樹です。

 

 春日大社の藤は毎年のように観賞していますが 今年も何とか間に合いました。

 また毎年混雑する植物園内も 藤のピークが過ぎていたため左程の人出がなく ゆっくり見られたのも良かったです。

 藤は古代より 風に吹かれ波打つような様から藤波とも呼ばれ 万葉集にも27首もの歌が詠まれているそうです。 

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筍定番とお手軽卵料理!・・・筍ご飯 ふわふわ卵蒸し

2024年05月04日 06時01分57秒 | クッキング

 そろそろ孟宗竹の筍は終わりかけていますが ゲットした筍を定番のレシピで味わいました。
まずは「筍ご飯」からですが シンプルに筍と三つ葉のみで作ってみました。

 

 これも定番の「筍と鶏肉煮」です。

 

 「筍の吸い物」も添えてみました。

 

 食卓に並べて いただきました。

 

 そしてこちらは 手軽さと美味しさで最近お気に入りの「ふわふわ卵蒸し」です。
絹ごし豆腐と卵に出汁を加えよく混ぜたものを ラップを敷いた丸い容器に流し込み 茶碗蒸しの要領で600W電子レンジで約3分加熱し
別皿にカパッと移し替え 出汁醤油等で味付けしたとろみ餡をかけるだけで出来上がります。

 

 筍は好物で 出始めた頃から何度か買い求めて食しましたが 孟宗竹はそろそろ別の種類にバトンタッチですね。

 次に登場するのが破竹ですが これはアク抜きの必要もなくメンマ等で楽しむ予定です。

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大輪クレマチスが咲き出しました!・・・ジョセフィーヌ

2024年05月02日 06時01分57秒 | 

 ゴールデンウィークを迎え 今年も我家の庭に大輪のクレマチスが開花してきました。
それは「ジョセフィーヌ」という種類で 直径15~20cmものゴージャスな巨大な花を咲かせてくれます。

 

 この花 多重咲きで外側から順次花弁が開いていき 長く楽しむことができます。

 

 開花前の蕾は こんな感じです。

 

 他にも春の花が次々咲き出しており こちらは良い香りのする「ノリウツギ」です。

 

 同じくノリウツギですが 別の種類のようです。

 

 高山植物である「マツムシソウ」ですが 山でよく見られる青色ではなく 少し変わった白い花を咲かせています。

 

 これからの主役となる「春バラ」も少しずつ開花してきています。

 

 おまけに こちらは先に終わった花で何の花かわからないと思いますが 巨大な「チューリップ」なのですよ。

 

 これから我家の庭も 次々に花が開花し 華やいできます。

 ゴールデンウィークも後半は天気も良さそうなので 身近な花見(藤かな?)に出かけたいものです。

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繁殖期には色目も鮮やかに!・・・イソヒヨドリ

2024年04月30日 06時01分40秒 | 野鳥

 ここにきて 散歩中に「イソヒヨドリ」が良い声で囀るのを毎日のように聞くようになりました。
婚活期で パートナーを見つけるべくアピールしているようです。

 この鳥は良く通る声で鳴くので かなり遠くからでも存在に気付きます。
また この時期の雄の羽色は一段と鮮やかになるようです。

 

 こちらは雌鳥で 雄に比べると地味な色目ではありますが まだら模様が美しく こちらも良い声で囀りますよ。 

 

 散歩中には「ウグイス」の囀り(ホーホケキョ)も良く聞くのですが 警戒心が強く中々姿を現してくれません。
たまたま 我家の庭に来てくれた際に 窓ガラス越しに撮ったものです。

 

 残り少ない木の実を目当てに「ヒヨドリ」も来てくれました。

 

 野鳥ではありませんが 揚羽蝶が花にとまってくれました。

 

 イソヒヨドリは好奇心旺盛な鳥で 人が近づいても悠然としていることが多いように思われます。

 また幸運を呼ぶ鳥とも言われており 見かけたら何か新しいことにチャレンジすると 良い結果が得られるかもしれませんよ。

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