青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

インドクワズイモと植物の巨大化

2022-04-12 03:28:32 | コラム

ミヤンマ―・ヤンゴンのインドクワズイモ

自宅庭のしだれ花もも

 ミヤンマ―の旧都ヤンゴンのレストランの庭木です。何の植物か聞き忘れ日本に帰ってネットで調べてみました。学名アロカシア(Alosasia)65種の中の和名サトイモ科クワズイモ属のインドクワズイモ(A・maccrhizos)多年生植物で常緑性、耐暑性の強い植物だと思いますが正確かどうか?です。

 植物の巨大化は3億年前の石炭紀の01と同条件の酸素濃度35%で高温多湿と高二酸化濃度で光合成すれば繁殖を促進するそうです。自宅の畑で土灰土壌にし高温多湿条件にし小松菜を栽培してみましたが背丈が1m80cm、Ⅰ枚の葉が35㎝位に成長した事があります。

 名大大学院の伊藤正樹教授の研究グループは植物の細胞分裂を促すタンパク質を特定し遺伝子コントロールの仕組みを解明された。植物の巨大化は通常の細胞分裂と異なる特殊なDNAの倍化現象、核内有糸分裂(エンドマイト-シス)、植物細胞に関わる遺伝子GIGI(ギグワン)を発見された。GIGIの変異体の葉で気孔の巨大化、孔辺細胞が大きくなり染色体数が他の細胞の2倍になっていたそうです。

 ヤンゴンのインドクワズイモと思われる植物は強いスコールや風、暑さに耐え根、茎、葉がしっかり生育しています。管理もそれほどされずミヤンマ―の自然の営みのままに成長しているのでしょう。ジャンボかぼちやジャガイモの事例も世界各地で報告されています。地球温暖化や気候変動、化学物質、農薬や薬品汚染など大地、海洋汚染に食糧輸出国のロシアやウクライナ戦争で食糧危機も懸念されています。

 野菜や果物、イモ類の巨大化が食糧危機の一助になるかも・。

コメント (2)
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