KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

都内の星座(7)

2021-01-31 00:38:35 | 星空
「ほしぞらの探訪」[1]をガイドに、オリオン座[2]の一部を、AZ-GTi赤道儀化マウント[14-16]に搭載したデジタルカメラで観察した。
都内の満月の夜[8-9]であったが、Sequator[10]の光害減少処理を活用することで、オリオン座の星々を観察することができた。


2021-01-29 19:57 オリオン座[1,2]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Mモード、ISO800, 40mm, f/4, 30sec, MF, AWB
左:RAW画像4枚を用い、Sequatorで、自動明るさ調整&光害減少処理(不均一)を実施
右:未処理


2021-01-29 20:04 オリオン座の三つ星[3]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Mモード、ISO800, 150mm, f/5.6, 30sec, MF, AWB
左:RAW画像3枚を用い、Sequatorで、自動明るさ調整&光害減少処理(不均一)を実施
右:未処理


2021-01-29 20:44 オリオン座の三つ星と小三つ星[2]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Mモード、ISO800, 150mm, f/5.6, 30sec, MF, AWB
左:RAW画像4枚を用い、Sequatorで、自動明るさ調整&光害減少処理(不均一)を実施
右:未処理


オリオン座シータ星[4-5]・M42[6]・M43[7]
※上記のオリオン座シータ星部分をトリミング(640x480)
以前のブログ[13]では、確認が難しかった暗い天体も確認できた。


オリオン座・観察の様子

参考文献:
(1)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.266-273.
(2)オリオン座-Wikipedia
(3)オリオン座の三つ星-Wikipedia
(4)オリオン座シータ星-Wikipdia
(5)トラペジウム-Wikipedia
(6)オリオン大星雲-Wikipedia
(7)M43 (天体)-Wikipedia
(8)今日のほしぞら
(9)Stellarium-Web
(10)Sequator
(11)光害-Wikipedia
(12)天体観測、星見スポット、光害マップ
(13)都内の星座(5)-goo blog
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント(3)-goo blog
(17)天体写真ギャラリー-オリオン座
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AZ-GTi赤道儀化マウント(3)

2021-01-30 13:07:22 | AZ-GTi
AZ-GTi赤道儀化マウント[1,2]の追尾機能の確認のため、マウントにデジタルカメラを搭載し、60分間の星空軌跡の撮影を試みた。
その結果、撮影した星は点像にはならず、小さな弧を描いた。
しかし、その弧は小さいため、望遠倍率を抑えた1分間程度の撮影では、星を十分追尾できるという感触を得た。

(1)試験撮影概要
AZ-GTi赤道儀化マウントに付属する極軸望遠鏡[3,4]で、マウントの極軸を北極星[5]にアライメントした。
その後、AZ-GTiの電源をONにした後、Android端末のアプリSynScanProを起動し、AZ-GTiにWiFi接続し、赤道儀モードを選択した。
その後のSynScanProでのAZ-GTiの制御は、次の通りである。

・ユーティリティ>ハイバネート>ホームポジション
 マウントがホームポジションに戻る。
 ここで、AZ-GTiのクラッチノブを緩め、カメラを北極星の方向にセットし、クラッチノブを固定。
・アライメント>1スターアライメント
 シリウス[6]を選択すると、マウントが自動でシリウスの方向に向く。
 方向ボタンで、カメラ視野の中心にシリウスが入るようアライメントを実施。
 1スターアライメントが成功すると、追尾が開始されるので確認する。
・方向ボタンで、カメラの視野をオリオン座と冬の大三角が入るように調整。

上記の調整完了後、恒星追尾の状態で、デジタルカメラの星空軌跡モードを用い撮影を実施。


試験撮影の様子

(2)試験結果

2021-01-29 19:22 オリオン座[7]、冬の大三角[8]
Canon PowerShot S120
星空軌跡モード, ISO160, 5.2mm, f/8, 30sec, AWB
※18:22から60分間、星空軌跡モードで撮影


オリオン座の三つ星部分をトリミング(640x480)
※星は点像にはならず、小さな弧を描いている。
しかし、1分間の撮影であれば、星像のブレは上記の1/60になるので、撮影の許容範囲内に入ると考える。

(3)まとめ
AZ-GTi赤道儀化マウントの追尾機能の確認のため、マウントにデジタルカメラを搭載し、60分間の星空軌跡の撮影を試みた。
その結果、撮影した星は点像にはならず小さな弧を描いたが、望遠倍率を抑えた1分間程度の撮影では大きな問題にはならず、星を十分追尾できる見通しが得られた[9-10]。

参考文献:
(1)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(2)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(3)極軸望遠鏡-Wikipedia
(4)極軸合わせ-Wikipedia
(5)北極星-Wikipedia
(6)シリウス-Wikipedia
(7)オリオン座-Wikipedia
(8)冬の大三角-Wikipedia
(9)ノータッチガイドって何? おいしいの?
(10)それでも星は流れる(ノータッチガイド編)
コメント (2)
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AZ-GTi赤道儀化マウント(2)

2021-01-27 17:02:57 | AZ-GTi
以前のブログにて、"AZ-GTi赤道儀化マウントⅡ"の組み立てと、Android端末によるWiFi接続コントロールまで記した[1]。
しかしながら、望遠鏡を搭載した運用前の試験において、Android端末とAZ-GTiのWiFi接続が途中で切断し、AZ-GTiが暴走する事象に何度か遭遇した[2-4]。
このため、AZ-GTi赤道儀化マウントに望遠鏡を搭載した実運用を躊躇する結果となった。
今回、上記課題の対策として、Android端末のスリープ時間を設定変更[5]したところ、WiFi接続が対策前より安定したので、その結果について記す[3]。

(1)使用したAndroid端末とSynScanProアプリ
使用したAndroid端末とSynScanProアプリは、次の通りである。
・Android端末:ALLDOCUBE iPlay7Tタブレット、Android OS バージョン9
・SynScanProアプリ:パージョン1.17.0

(2)Android端末のスリープ時間設定
・Android端末の画面スリープ設定時間を最長の30分に設定
・開発者向けオプションメニューで「スリープモードにしない」を設定

上記の対策を行った結果、約4時間の試験時間において、WiFi接続が安定し、SynScanProアプリでAZ-GTi赤道儀化マウントを安定的に制御できた。

(3)まとめ
Android端末のスリープ時間設定変更により、AZ-GTiとのWiFi接続が安定し、SynScanProアプリで、AZ-GTi赤道儀化マウントの制御の見通しが立った。
今後、AZ-GTi赤道儀化マウントを活用し、様々な天体の自動導入(GoTo)&自動追尾の運用を開始したい。

補足:
これまで遭遇したAZ-GTi暴走の根本原因は不明であるため、上記対策は、必ずしも再発防止の歯止めにはなっていないようだ。
従って、WiFi接続等の安定性をさらに向上するために、次の対策も加えることを、今後、試みてみたい。

・Android端末を機内モードに設定し、WiFi接続のみONとする。
・Android端末において、過去に通知のあったアプリの通知機能をすべてOFFにする。

参考文献:
(1)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(2)AZ-GTi(自動導入経緯台)-鹿角平天文台通信
(3)AZ-GTiの接続が不安定 -ほしぞloveログ
(4)Synscan Pro(AZ-GTi)またもや絶不調
(5)Androidのスリープ設定を極めよう!設定時間/スリープさせないのは可能?
コメント (2)
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2021年1月 水星

2021-01-25 18:35:34 | 惑星

2021-01-25 17:50 水星[1-4]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Pモード, ISO1600, 70mm, f/4.6, 1/5sec, MF, AWB


2021-01-27 17:59 水星[1-4]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Pモード, ISO1600, 70mm, f/4.6, 1/3sec, MF, AWB

参考文献:
(1)水星-Wikipedia
(2)今日のほしぞら
(3)Stellarium-Web
(4)水星が東方最大離角(2021年1月)
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都内の星座(6)

2021-01-23 23:30:39 | 星空
「ほしぞらの探訪」[1]をガイドに、オリオン座[2]の一部をデジタルカメラで観察した。
ここでは、オリオン座の見かけの大きさを把握するため、月の見かけの大きさとの比較を試みた。


2021-01-20 20:42 オリオン座[1,2]
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED40-150mm F4.0-5.6 R
Sモード、ISO1600, 40mm, f/4, 2sec, MF, 電球色


オリオン座の三つ星[3]
※上記のオリオン座の写真の三つ星部分をトリミング(640x480)


オリオン座の小三つ星[1-2,4-7]
※上記のオリオン座の写真の小三つ星部分をトリミング(640x480)


2020-12-17 17:59 月[8]
※木星と土星の接近のブログの写真[9]から月の部分をトリミング(640x480)

オリオン座と月の見かけの大きさを比較した結果、定性的であるが、次のことがわかった。
・オリオン座の三つ星の並びの間隔は、月の見かけの大きさに比較してかなり大きい。
・オリオン座の小三つ星の並びの間隔は、月の見かけの大きさと同じくらいである。
・オリオン座の大きさは、月の見かけの大きさに比較して、巨大である。
※夜空では、月は大きく感じるが、オリオン座に比較すると、かなり小さい。

月(女神アルテーミス)は毎月1回、オリオン座(星になったアルテーミスの恋人)の付近を通過する[1,10-11]。
もし晴れたら、今度は、肉眼でも、じっくり月とオリオン座を観察しようと思う。

参考文献:
(1)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.266-273.
(2)オリオン座-Wikipedia
(3)オリオン座の三つ星-Wikipedia
(4)オリオン座シータ星-Wikipdia
(5)トラペジウム-Wikipedia
(6)オリオン大星雲-Wikipedia
(7)オリオン座イオタ星-Wikipedia
(8)月-Wikipedia
(9)2020年12月 木星と土星の接近-goo blog
(10)今日のほしぞら
(11)Stellarium-Web
(12)天体写真ギャラリー-オリオン座
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